ニュース 調査レポート
電子チラシサービス『Shufoo!』、コロナ禍の買い物意識調査

2021年03月16日
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来店頻度・滞在時間の減少と計画性アップで、 “テキパキ買い”が定着 スーパーを選ぶ理由、「安い」「近い」「質が良い」が上昇し続ける

凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)と、凸版印刷のグループ会社である株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:早川 礼、以下 ONE COMPATH)は、ONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」(※1)を利用する全国の男女32,284名を対象とし、2021年2月13日~2月16日に、買い物に関する意識調査を行いました。なお、本調査は、1回目の緊急事態宣言の解除後である2020年6月に初回調査を実施し、これまでに計7回行いました。今回は、全7回の調査結果とともにコロナ禍における買い物意識の動向について分析結果を発表します。

新型コロナウイルス感染拡大後(以下 コロナ拡大後)、買い物頻度や店舗での滞在時間は急激に減少し、買い物の計画性が上昇しました。この傾向は最新の調査まで続いています。また、3人に2人が今の買い物スタイルを「今後も継続する」と回答したことから、いわゆる“テキパキ買い”の買い物スタイルが定着しているといえそうです。同時に、コロナ禍で「お店を変えた」理由の上位3項目について、「安い」「近い」「質が良い」が増加傾向となりました。

《買い物に関する意識調査 全7回サマリー》
コロナ禍で激変した買い物スタイルが定着

  • 買い物頻度と店舗での滞在時間が減少、最新調査でも傾向変わらず
  • 計画的な買い物傾向も継続、“テキパキ買い”が定着
  • 3人に2人が今の買い物スタイルを「今後も継続する」
  • 行くお店(スーパー)を変えた人は1割
  • 行くお店(スーパー)を変えた理由、上位3項目の「安い」「近い」「質が良い」が上昇し続ける

調査概要

「Shufoo!」利用者調査
調査エリア: 全国
調査対象者: 「シュフーポイント」会員(全年齢の男女)
調査方法: インターネットリサーチ
サンプル対象:直近3ヶ月で実際にスーパーに訪れたと回答した人
6月調査:2020年6月17日~6月30日、サンプル数 62,116名
8月調査:2020年8月4日~8月17日、サンプル数50,431名
10月調査:2020年10月15日~10月30日、サンプル数51,548名
11月調査:2020年11月11日~11月30日、サンプル数44,028名
1月上旬調査:2020年12月29日~2021年1月17日、サンプル数44,146名
1月下旬調査:2021年1月25日~1月27日、サンプル数38,175名
2月調査:2021年2月13日~2月16日、サンプル数 32,284名
※コロナ前の数値は、6月調査分を使用

コロナ拡大後、買い物頻度や店舗滞在時間が減少、最新の2月調査でも傾向変わらず

スーパーを訪れる頻度について、コロナ前に「ほぼ毎日」買い物に行っていた割合は21.0%であったのに対し、6月調査(初回調査)では11.8%と大幅に減少しました。最新の2月調査でも12.1%と状況は大きく変わらず、コロナ前と比べると43%の減少率です。一方「週に1回以下」では、コロナ前の28.8%から6月調査では39.6%(10.8pt増)と大きく増加した後、2月調査でも39.8%となりました。買い物頻度は、減少したまま変わっていません。

スーパーでの滞在時間について、短時間である「20分未満」がコロナ前は33.7%だったのに対し、6月調査では47.4%(13.7pt増)と大きく増加しました。2月調査でも依然として41.7%と出ています。一方、比較的長時間にあたる「30分以上」では、コロナ前の29.1%から6月調査で18.3%(10.8pt減)と大きく減少しました。その後、1月上旬調査まで少しずつ増えていましたが、1月下旬調査では再び減少に転じ、最新の2月調査では22.2%と上昇しました。(コロナ前と比較して24%の減少率)やはり店舗の滞在時間についても、減少したまま同じ傾向が続いていると言えます。

コロナ禍の買い物は計画性もアップ、“テキパキ買い”が定着

スーパーでの買い物方法について「予定していたものだけを購入」「予定していたものと、店頭で見たもの半々ぐらいを購入」「予定してないものを購入」のうち当てはまるものを選択してもらいました。

「予定していたものだけを購入」について、コロナ前が17.8%だったのに対し、6月調査では31.1%と大幅に上昇しました。その後、一時30%を下回ったものの最新の2月調査では30.2%となりコロナ前と比較して69%の増加率になりました。やはり傾向は大きく変わっていないことが分かります。一方で変化が見えたのは「予定していたものと、店頭で見たもの半々ぐらいを購入」です。6月調査では51.6%でしたが、その後増加し、最新の2月調査では59.5%と調査開始後最高値となりました。これにあわせて「予定してないものを購入」は6月調査の15.9%から徐々に減少し、2月調査では9.1%と最も低い数値となりました。

買い物頻度と店舗滞在時間の減少、計画購買の増加の傾向から、テキパキと買い物をするスタイルが定着していると考えられます。

3人に2人が今の買い物スタイルを「今後も継続する」

現在の買い物スタイル(頻度や店舗での買い物時間)について、「今後も継続する」が65.8%となり、テキパキ買いスタイルの傾向は今後もしばらく続きそうです。一方で33.1%が「世の中の状況次第」と回答しました。時間や場所に縛られることなく、自由に買い物が出来る日への期待のあらわれともいえそうです。

1割はコロナ禍で「行くお店(スーパー)を変えた」

コロナ禍に入って行くお店(スーパー)を変えた人は、最新の2月調査で9.2%となりました。6月調査の9.7%から変わらず、1割弱の人がスーパーを変えたことがわかります。

お店選びの理由、「安い」「近い」「質が良い」が上昇傾向

コロナ拡大後、行くお店(スーパー)を変えた人に、その理由を聞きました。最新の2月調査では、「今までのお店より安いから」38.9%(6月調査比7.9pt増)、「今までのお店より近いから」37.1%(6月調査比6.5pt増)、「今までのお店より質が良いから」19.0%(6月調査比5.6pt増)が上位3項目となり、また6月調査よりも増加していることが分かります。外出時間の短縮や経済への不安から来る節約志向上昇、外出自粛の長期化に伴う健康意識の高まりなど要因は様々考えられますが、いずれもお店選びの大事な要素といえます。感染対策だけではなく、「訪れる価値」全体を見定める傾向が強まっています。

自由回答では、「感染対策が不備なお店は避けている」(50代男性)、「今のお店の方が広くて清潔」(40代女性)、「お店が空いているから」(30代女性)、「ネットスーパーを利用するようになった」(30代女性)といった声も見られました。

本調査に対する見解

新型コロナウイルス感染拡大という特異な環境の変化は、生活者の買い物行動にも少なからず変化を与えました。本調査では、生活者、店舗で働く皆様が共に日々店頭で実感されている肌感を、全国平均値ながらも「見える化」できました。
「変化」とは言え、従来からお店選択の大きな要素である「立地」「品揃え」「価格」からの劇的な変化ではなく、その優先順位に変化が起きました。
注視すべきは、コロナ禍の長期化による買い物行動の変化、つまり、買い物時間の短縮や計画的購買の増加といった変化を、今後も継続すると答えている方が多数いることです。
近い将来、必ずやってくるポストコロナのステージは、コロナ禍前の姿に完全に戻るのではなく、他方、今の状態が続くわけでもありません。コロナ禍の日常で生活者が意識・無意識に身につけた買い物の新しいノウハウが生かされた、新しい買い物行動になっていきます。
店舗側に立ってみると、例えば、買い物時間の短縮を前提として、限られた時間の中でいかにして商品との出会いの機会を創出したら良いか。生活者が予め購入するものを決めてから来店するものとして、来店前にいかに商品の魅力を伝えるか、コロナ前の来店時により近い商品との出会いの場をどれだけ創ることができるのか。生活者の新しい買い物行動を想像し、その変化に対応した手段を今から講じていくことが重要な時期に入って来たと考えます。

【評価者】
矢野 剛秀
凸版印刷株式会社 コンシューマーサービス本部 メディア・サービス開発部
(略歴) 小売業にて、主に販促のデジタル化に従事。2018年より現職。

スーパー以外の業界の情報など、詳細をホワイトペーパーで公開中

コロナ禍によって消費者の日常買い物行動はどう変わったか?

コロナ禍の発生から1年あまりがたった今、1年間にわたる消費者の意識と行動の変化を紐解き、変化にどう対応するべきか?スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンターの各業態における生活者の行動を調査した結果の分析をもとに糸口を探ります。

Shufoo!でアンケートを実施して、買い物主婦の声を集めませんか?

手軽にできるアンケート実施サービスのご紹介
流通・小売企業様をはじめとして多くの企業様にご利用いただいてます。

  • 調査対象は 購買意欲の高い女性30代~40代が中心
  • 30万円~実施可能
    (内訳:アンケート制作費用15万円+配信費用15万円~※回答希望数に応じて変動します)
  • 広告掲載後の効果検証としての利用も可能

※ 詳しくはサービス資料P.92「アンケートページ制作」をご確認ください

株式会社 ONE COMPATHについて

所在地: 東京都港区芝浦 3-19-26 トッパン芝浦ビル
設立: 1997 年 1 月 20 日
資本金: 600 百万円
代表者: 代表取締役社長 CEO 早川 礼
従業員: 130 名(2020 年 4 月時点/出向者を含む)
URL: https://onecompath.com

* 本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、以下のクレジットを必ず明記してください。
クレジット: 「凸版印刷・ONE COMPATH  『Shufoo!』 調べ」


※1 「Shufoo!」について
凸版印刷が2001年8月より運営を開始し、30~50代の女性を中心に利用されている国内最大の電子チラシサービス。2019年4月1日、株式会社ONE COMPATHへ事業が継承されました。大手流通各社、地域主力スーパーなど約4,400法人、約120,000店舗が参加。PV数は月間4.5億PV、ユニークユーザー数は月間1,600万(2021年1月現在 ※提供ASP上のアクセス含む)となっています。チラシの閲覧回数や閲覧部分のデータを収集・分析するマーケティング機能も備えています。また、生活者はスマートフォンやタブレット端末、PCなど様々なデバイスから日本全国のチラシをはじめとするお買い物情報を閲覧することができます。
URL: https://www.shufoo.net

※新型コロナウイルスによる、お問い合わせ対応について
現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、弊社では一時的に勤務体制を変更して業務を行っております。そのため、お問い合せの回答までに時間・日数を長く頂戴する場合がございます。ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご容赦くださいませ。当社の対応についての詳細はhttps://onecompath.com/news/notice/8649/をご確認ください。

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