コラム 調査レポート
電子チラシサービス「Shufoo!」、夏休みに関する意識調査

2022年07月25日
※掲載内容は公開日時点の情報です。現在と異なる場合がございます。
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3年ぶり行動制限なしの夏も、感染者増の影響か半数が外出の予定なし。予算は昨年比増が4割
親が手伝う子どもの夏休みの宿題トップは「自由研究」! 親子で行きたい工場1位「カルビー北海道工場」

凸版印刷株式会社のグループ会社である株式会社ONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、「Shufoo!」を利用する全国の男女6,713名を対象として、「夏休み」に関する意識調査を実施しました。

「リベンジ消費」や「リベンジ旅行」に期待のかかる今年の夏休みですが、旅行や外出する人は2割以下と少数にとどまりました。やはりここ最近の感染者数増加の影響が見え隠れしています。しかしながら、外出する人に絞れば昨年比で予算を増やした人は4割以上にのぼりました。さらに、小中学生の子どもを持つ人に「夏休みの宿題」についても聞いてみました。

POINT!!

・「行動制限なし」3年ぶりの夏も、半数が外出の予定なし
・外出先トップは宿泊ありの国内旅行
・リベンジ消費が期待される今夏、外出や旅行の予算は昨年比で増加4割。予算5~10万円未満が最多
・子どもの夏休みの宿題 親が手伝うトップは「自由研究」
・自由研究のために訪れた場所トップは「図書館」。親子で行ってみたいお菓子の工場ランキング発表

「行動制限なし」3年ぶりの夏も、半数が外出の予定なし。外出先トップは宿泊ありの国内旅行

今年の夏休み、外出や旅行に行く予定はあるか聞いてみました。「予定はある」と答えた人は16.2%にとどまりました。その人たちを対象に何をするかを聞いたところ、約半数が「国内旅行(宿泊を伴う)」(48.4%)と回答しました。次いで「帰省」(38.5%)でした。昨夏は緊急事態宣言などの行動制限があり旅行や帰省を控えた人も多かったと見られますが、今年は3年ぶりに行動制限がない夏休みを迎えることから、久しぶりの遠出を楽しもうとしている人がいるようです。3位以下は「買い物」(17.1%)、「外食」(15.1%)、「国内旅行(日帰り)」(13.6%)と比較的近場で過ごそうという人もいます。

一方で、およそ半分の人が外出の「予定はない」(46.5%)と回答しました。調査期間(7月16日から18日)中、新型コロナの第7波が急拡大したことで、慎重さがうかがえる結果となりました。

リベンジ消費が期待される今夏、外出や旅行の予算は昨年比で増加4割。予算5~10万円未満が最多

今夏、外出や旅行に行く予定がある人(n=1,086)に、外出や旅行の予算について聞いてみました。昨年に比べ「変わらない」と答えた人が最多の4割(42.4%)でしたが、拮抗する形で「増えた」と答えた人も4割(41.7%)いました。

さらに、具体的な外出や旅行の予算も聞いてみました。「5~10万円未満」(27.4%)が最も多く、次いで「3~5万円未満」(24.1%)が続いています。中には「50万円以上」(2.1%)と回答した人も見られました。

限定的ではあるものの、今年の夏に期待されるこれまでの自粛生活の反動から起きる「リベンジ消費」「リベンジ旅行」の片鱗が見えてきました。


子どもの夏休みの宿題 親が手伝うトップは「自由研究」

子どもがいる家庭では、夏休みの楽しいおでかけが計画される一方で、頭を悩ませることの一つに「夏休みの宿題」があります。そこで、小中学生の子どもを持つ人(n=752)を対象に、夏休みの宿題について聞いてみました。

子どもの「夏休みの宿題」で出されたもののトップは「問題集、ドリル、夏休みの友」(86.4%)でした。一学期までの復習でできるような内容となっており、全教科を網羅した「夏休みの友」を配布している地域も多くあります。次いで、夏休み期間中の思い出や出来事を記録する「日記、絵日記、一言日記」(62.9%)でした。毎日コツコツ書けば良いのですが、慌てて最終日に一気に書き上げるという人も。3位は「読書感想文、作文」(58.8%)でした。課題図書などをじっくり読み、感想を書くという時間のある夏休みならではの宿題です。

さて、4位の「自由研究」(58.1%)ですが、「親が手伝ったことがある宿題」トップとなりました。47.5%と半数近い親が手伝ったことがあると回答しています。2位の「工作、絵画」(38.7%)ともに、夏休みの最終日、親子でやり遂げたという人もいるのではないでしょうか。

最近では、子供に自立を促し自主的に学んでもらうため、夏休みの宿題自体を廃止する学校もあるようですが、いずれにせよ親子で計画的に宿題に取り組みたいものです。

自由研究のために訪れた場所トップは「図書館」。親子で行ってみたいお菓子の工場ランキング発表自由研究のために訪れた場所トップは「図書館」。親子で行ってみたいお菓子の工場ランキング発表

子どもが自由研究のために訪れたことがある場所を聞いたところ、「図書館」(21.3%)がトップでした。調べ学習に役立つほか、夏休みの自由研究をサポートしてくれるワークショップやイベントなどを開催している図書館もあります。2位は生き物を捕まえたり植物を観察したり、大自然の中で学べる場として「海、川、山」(14.9%)がランクインしました。

5位は「工場見学」(6.4%)でした。メーカー企業などが商品の製造ラインを公開していることも多く、身近なものが作られる工程が学べる工場は観光スポットとしても人気です。

そこで、子どもに身近なお菓子やスイーツの工場に限定して、小中学生の子どもを持つ人(n=752)に「親子で行ってみたいお菓子・スイーツの工場見学スポット」を聞いてみました。

1位はポテトチップスの製造ラインなどが見学できる「カルビー北海道工場」(43.5%、北海道千歳市)でした。現在感染拡大防止のためオンライン工場見学を実施しています。「野菜に興味を持てそう。」(40代女性)、「野菜の素材がどのような工程を経てポテトチップスになるのか、理科的な分野をカバーしていると思ったから」(50代女性)との声がありました。

2位は同じく北海道の「白い恋人パーク チョコトピアファクトリー」(40.4%、北海道札幌市)でした。「北海道観光も含めて」(50代男性)と札幌を代表する観光スポットにもなっており、北海道銘菓の白い恋人とバウムクーヘンの製造ラインが見学できます。3位は神奈川県にある「森永製菓 鶴見工場」(34.8%、神奈川県横浜市)でした。「ハイチュウ好きなので」(40代女性)と、大人も子どもも好きな小枝やハイチュウプレミアムなどの製造工程が見学できます。

多くが無料で参加できる工場見学ですが、一部予約が必要なところもあります。今年の社会や理科の自由研究は、工場見学で学んでみるのもおすすめです。

調査概要

■調査期間:2022年7月16日~2022年7月18日
■調査機関:自社調査
■調査対象:全国の 「シュフーポイント」会員(全年齢の男女)
■有効回答数:6,713名
■調査方法: インターネットリサーチ

* 本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、以下のクレジットを必ず明記してください。
クレジット: ONE COMPATH 「Shufoo!」 調べ
* 小数点第二位以下は四捨五入しているため、比率の合計が100%にならない場合があります。

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。 * ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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