コラム 調査レポート
電子チラシサービス「Shufoo!」、お弁当作りに関する意識調査

2023年03月23日
※掲載内容は公開日時点の情報です。現在と異なる場合がございます。
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弁当作りに値上げの影響あり 9割 夕食を多めに作る、かさ増し食材活用、卵を減らすなど
時短と栄養バランス重視も、子どもには「好きなものを入れる」

凸版印刷株式会社のグループ会社 株式会社ONE COMPATHが運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」は、「Shufoo!」を利用する全国の男女7,010名を対象として、2023年3月10日から3月13日に「お弁当作り」に関する意識調査を実施しました。

春からの新生活でお弁当作りを始めるという人も多いかと思いますが、お弁当を作る人では約6割の人がほぼ毎日作っていると回答しています。また、重視しているものでは「時短」「栄養バランス」「彩り」に加え、子どもの「好きなものを入れる」を挙げる人もいました。一方で、節約のためのお弁当作りにも昨今の物価上昇・食材値上げの影響が出ています。夕食を多く作ったり、かさ増し食材を活用したりする人もいるなか、値上げが止まらない「卵」を使った料理を減らす人もいました。

POINT!!

・お弁当作りをする人の約6割が「ほぼ毎日」作る。「1週間に1回以上」は8割超
・お弁当作りは「時短」「栄養」「彩り」重視。子ども用には「好きなものを入れる」
・お弁当作りの心配事は「腐らないか」「栄養バランスがいいか」 「汁漏れ」のお悩みも
・物価高はお弁当作りにも影響あり!多く作った夕食、かさ増し食材活用、卵料理を減らすなど

お弁当作りをする人の約6割が「ほぼ毎日」作る。「1週間に1回以上」は8割超

お弁当作りをする人は全体の約4割(37.3%)でした。お弁当作りをする人に頻度を聞いたところ、「休日以外ほぼ毎日」と答えた人が約6割(57.3%)にのぼりました。「週に2~3回程度」(19.2%)、「週に1回程度」(8.2%)を合わせると1週間のうち1回以上お弁当を作っている人は8割を超えています(84.7%)。

また、誰のお弁当を作っているか聞いたところ半数が「自分自身」(50.1%)と回答。「夫・妻・パートナー」(41.0%)、「子ども」(34.8%)と続いています。

お弁当作りは「時短」「栄養」「彩り」重視。子ども用には「好きなものを入れる」

次に「お弁当作りで重視するポイント」を聞いてみました。トップは「短時間で作れる」(50.6%)でした。お弁当作りをすることが多い忙しい朝、時短重視の人が多い結果となりました。2位には「栄養バランス」(43.3%)がランクイン。栄養が偏ることのないよう気を遣う様子がわかります。3位は「見た目・彩り」(38.0%)でした。茶色いおかずばかりになってしまう、なんてことも起こり得るお弁当ですが、見た目や彩りも重要な要素なようです。

前問「誰に作っているか?」の回答のうち特に多かった「自分自身」「夫・妻・パートナー」「子ども」別に重視ポイントを見てみます。
「全体」と「自分自身」「夫・妻・パートナー」の重視ポイントは大きく変わりません。一方、「子ども」と回答した人ではトップが「見た目・彩り」(52.2%)、僅差で「栄養バランス」(52.1%)を選んでいます。さらに、全体では3割程度(32.4%)だった「食べる人の好きなものを入れる」も半数以上の人(50.9%)が選択しています。子どものお弁当は、栄養バランスともにおいしさや蓋を開けた時の感動を重視していることがうかがえます。

お弁当作りの心配事は「腐らないか」「栄養バランスがいいか」 「汁漏れ」のお悩みも

お弁当作りでの「心配なこと」も聞いてみました。トップは「腐らないか・傷まないか」(42.1%)でした。気温が高い季節だけでなく、暖房が効いている寒い季節など1年中心配なお弁当の食中毒。しっかり加熱する、保冷剤を入れるなどの対策が重要です。

2位は「栄養バランスよく作れるか」(39.0%)でした。前問の重要視するポイントでも栄養バランスが上位に入っているように、健康と栄養が気になるポイントのようです。

さらに、「おいしく作れるか」(30.2%)に次いで「汁漏れしないか」(29.7%)がランクイン。汁物を入れていなくても、時間が経つと水分がでてくる食材も多く、悩みの1つとなっているようです。

物価高はお弁当作りにも影響あり!夕飯を多く作る、かさ増し食材活用、卵料理を減らすなど

昨今、食料品の値上げが続いており4月以降も多くの値上げが予定されています。そこで、昨今の「食料品の値上げ」や「物価高」はお弁当作りにも影響するかどうか聞いたところ、9割近く(88.6%)の人が「はい(影響する)」と回答しました。

食費の節約のためにお弁当を作る人も少なくないと思いますが、具体的にどのような影響があるのでしょうか。
「前日夕食を多めに作りお弁当に使う」(37.1%)がトップでした。お弁当作りで重視するポイントのトップが「短時間で作れる」だったように、詰め直すだけで済むことから多くの人が実施しているようです。2位には「お弁当1食あたりの予算を減らす」(29.4%)、4位には「おかずの品数を減らす」(24.2%)と1食あたりにかける費用や品数を減らして乗り切るという人もいました。
調理のコツとして、「かさ増しができる食材を使う」(29.1%)が3位になりました。手頃な価格の食材を使うことでボリュームアップもできます。
しかし、これまで“物価の優等生”と言われ「かさ増し食材」の代表格だった卵の値上げが続いています。5位には「卵料理を減らす」(23.6%)がランクインしました。飼料の高騰や鳥インフルエンザ流行の影響で値上がりや品薄が続いており、卵焼きやゆで卵など、お弁当の定番おかずにも影響が出ていることがわかります。

調査概要

「Shufoo!」利用者調査
調査エリア:全国
調査対象者:「シュフーポイント」会員(全年齢層の男女)
サンプル数:合計有効回答サンプル数 7,010名
調査期間:2023年3月10日~3月13日
調査方法:インターネットリサーチ (自社調査)

* 本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、以下のクレジットを必ず明記してください。
クレジット: 株式会社ONE COMPATH「Shufoo!」 調べ
* 小数点第二位以下は四捨五入しているため、比率の合計が100%にならない場合があります。

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* ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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