コラム 調査レポート
電子チラシサービス「Shufoo!」、「主婦休みの日」に関する意識調査

2019年09月19日
※掲載内容は公開日時点の情報です。現在と異なる場合がございます。
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半数近くが「家でゴロゴロ」したい!
もっともストレスになる「名もなき家事」は「食事の献立を考える」!

凸版印刷株式会社のグループ会社である株式会社ONE COMPATH(ワン・コンパス、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:早川 礼 ※1)が運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」(※2)は、「Shufoo!」を利用する全国の既婚女性5,700名を対象に「主婦休みの日」に関する意識調査を行いました。「主婦休みの日」は、2009年にサンケイリビング新聞社が制定した記念日で、日々家事や育児に忙しい主婦が休める日として、1月25日、5月25日、9月25日と1年に3回設けられています(※3)。また、最近メディアで取り上げられるようになった、ティッシュやトイレットペーパーを交換するなどの「名もなき家事」に関してもアンケートを行い、主婦に関わりの深い2つのテーマについて主婦のリアルな声を聞きました。調査を通して、日々忙しく過ごす主婦に対する家族の協力体制と、日頃から家庭内で深い感謝の気持ちを表現しあうことの重要性が改めて明らかになりました。

≪「主婦休みの日」に関する意識調査≫

  • 8割以上の主婦が「主婦休みの日」を「知らない」も、「ほしい」が大多数
  • 「主婦休みの日」にしたいこと、約半数の主婦が「家でゴロゴロする」と回答
  • 「名もなき家事」の中でもっともストレスに感じる家事、「食事の献立を考える」に支持集中
  • 配偶者や家族の家事への協力体制、満足度はわずか2割程度にとどまる
  • 家事は「手伝う」ではなく「みんなで協力する」もの、家族全員の主体性向上が課題

「主婦休みの日」を知らない主婦は約85%にのぼる

「主婦休みの日」について知っているかどうかを聞いたところ、「知らない」と答えた方は全体の84.3%にのぼり、現状ではほとんどの主婦に「主婦休みの日」が認知されていないということが明らかになりました。

「主婦休みの日」を欲しい人がほとんど、「リフレッシュ」「1人の時間がほしい」の声が目立つ

「主婦休みの日」を欲しいかという質問では、「思う」と答えた方が82.9%を占めました。理由は「リフレッシュしたい」「一人の時間がほしい」が多く、「仕事と同様にリフレッシュのための時間をとることで、より家事がはかどるのではないか」という意見もみられました。また、「明確な休みを設けることで、配偶者や家族の家事に対する意識向上につながり、家族の大切さを改めて感じられる気がする」という声もあがっていました。
一方で「主婦休みの日」を取れていると思うか、という質問をしたところ、「思わない」と答えた方が82.6%にのぼり、実際の「主婦休みの日」の取得率は圧倒的に低いといえそうです。

「家でゴロゴロ」が半数近くでトップ 「エステ・マッサージ・美容院」「友人と会う」「カフェ」「旅行」も人気

「主婦休みの日」には何をしてリフレッシュしたいかについて複数回答で聞くと、「家でゴロゴロする」が47.1%でトップとなり、以降は「エステやマッサージ、美容院に行く」37.9%、「友人と会う」37.8%、「カフェでのんびり過ごす」37%と続きました。一方、「ジムなどで運動する」「カラオケに行く」「散歩する」など外で活発に過ごすことへの支持率は低めで、貴重な休みは時間を気にせずのんびり過ごしたいという主婦のニーズが明らかになりました。

「名もなき家事」の存在を知っている人は半数以上

主婦がしっかりと休息をとるためには、家庭内の役割分担や協力体制が重要になります。今回「主婦休みの日」に関連し、最近メディアを通して耳にすることが増えてきた「名もなき家事」についてもアンケートを取りました。「名もなき家事」とは、2017年に住宅メーカーの大和ハウス工業株式会社が実施・発表した意識調査の中で使用されたことから話題となった言葉で、普段家庭で行っている料理、洗濯、掃除など以外に発生する、具体的な名称がない家事関連作業のことを指します。この「名もなき家事」の認知度を調べると、「知っている」「聞いたことがある」と答えた方が51.5%と半数を占め、「主婦休みの日」よりも認知度が高いことが明らかになりました。

「名もなき家事」にストレスを感じる主婦は約8割、もっともストレスになるのは「食事の献立を考える」こと!

「『名もなき家事』をやることがストレスに感じる時はあるか」、という質問に対しては「非常にある」「時々ある」が約8割にのぼり、多くの主婦が「名もなき家事」に対してストレスを感じていることが明らかになりました。この「非常にある」「時々ある」と答えた77.7%の方を対象に、予め提示した選択肢の中から複数回答で「もっともストレスに感じる『名もなき家事』はなにか」を聞いたところ、「食事の献立を考える」が68.4%で断トツのトップとなりました。2位は「排水溝の髪の毛やごみを取り除く」が56%、3位は「裏返しの服を元に戻す、洗濯かごに入れる、たたむなど衣類の整理」が55.9%となり、これらが特にストレスになりやすい「名もなき家事」であることがわかりました。

配偶者や家族の「名もなき家事」への協力体制、満足度はたったの2割

配偶者や家族が「名もなき家事」を手伝ってくれているかについて満足度を聞くと、「非常に満足」「満足」と答えた方は2割程度にとどまり、特に「非常に満足」は4.3%とごくわずかであることがわかりました。「非常に満足」「満足」と回答した21.6%の方を対象に、予め提示した選択肢の中から複数回答で「配偶者や家族が積極的に手伝ってくれている具体的な『名もなき家事』」を聞くと、1位が「資源ごみの仕分け」で45.2%、2位が「トイレットペーパーやティッシュなどの補充」で43.2%、3位が「ごはん時の配膳」37.8%でした。一方で、先の質問で「もっともストレスに感じる『名もなき家事』」として票が集まっていた「食事の献立を考える」は16.4%にとどまり、一人で献立を考える主婦が多いことがうかがえます。

配偶者や家族に家事を手伝ってもらうコツは「ほめる」「お礼を言う」

「配偶者や家族に家事を手伝ってもらう工夫を教えてください」という質問では、「めちゃくちゃ褒める(60代以上、会社員)」「ありがとうを言う。感謝の気持ちを忘れない。(30代、専業主婦)」など「ほめる」「お礼を言う」を挙げる声が特に多くありました。それ以外では、「やってほしいことをはっきりと伝える」「かわいくお願いする」という意見も複数みられました。また、「役割分担する」「当番制にする」など、やることを事前に明確にすることで作業負担を分散している家庭もあるようで、それぞれの生活スタイルに合わせてうまく工夫している主婦が多いことが分かります。近年、共働き世帯が増えている中で、夫婦や家族間での家事分担は以前よりも重要になってきていますが、忙しい中でもお互いを思いやるコミュニケーションをとることが、家族全員で家事に協力する意識づけのための大事な工夫といえそうです。

家事は手伝うものではなく、みんなで協力し時短で楽しく取り組むもの

最後に、家事に対して日頃思っていることを自由回答で聞くと、細かい作業が多数存在する家事において、「うまく手を抜いて、時短につなげること」を追い求める声が多く聞かれました。また、家庭内における家事への考え方として、「家事は誰かがやるものではなく、みんなで分担して協力するものという意識をもつべき」という内容の意見が多数みられました。仕事と家事を両立する女性が増えた近年では、以前よりもさらに家庭全体で家事に従事し、お互いに感謝しあいながら生活する意識が重要ですが、現状ではまだまだ主婦以外が家事に対して主体的に取り組む意識が弱いことが課題です。

Q.家事に対して日頃思っていることを教えてください。(自由回答)

・もっと楽に時短に家事をしたい(50代、パート・アルバイト)
・細かい仕事が多く、上手に手抜きしたい(40代、パート・アルバイト)
・ちょっとしたことの積み重ねがいかに大変かを
 実感してほしい。(40代、公務員)
・少しずつでも、家族それぞれが何かをする意識を
 持って欲しい。(40代、パート・アルバイト)
・家族でもっと家事を分担してできればいいと
 思っている。(50代、パート・アルバイト)
・自分のことは自分でする意識があれば、家事を「手伝う」と
 表現しないと思う。(50代、その他)
・生活をする上で必要な雑用は皆平等だと思う。
 決して主婦だけの仕事ではない。(50代、パート・アルバイト)
・「育児」に積極的な男性は増えた気がするが、「家事」に積極的な男性は
 あまりいない気がする(30代、専業主婦)
・めんどくさいと思わず、楽しむような気持ちで
 取り組みたいと思っている。(30代、パート・アルバイト)
・みんなに美味しい料理を作って、喜ばれる(60代以上、専業主婦)
・ちょっとした事でも、感謝の言葉があれば嬉しいので、
 もっと口に出して言ってほしい。(50代、専業主婦)
・やらなければ生活が順調に行かなくなるものなので、男女問わず家事ができて
 お互いに感謝するのが大切(30代、その他)


調査概要

「Shufoo!」利用者調査
調査エリア:全国
調査対象者:「シュフーポイント」会員(全年齢層の既婚女性)
合計有効回答サンプル数:「シュフーポイント」会員 5,700名
調査期間:「シュフーポイント」会員アンケート 2019年8月23日~8月28日まで
調査方法:インターネットリサーチ

* 本ニュースリリースに含まれる調査結果をご掲載頂く際は、以下のクレジットを必ず明記してください。
クレジット:「株式会社ONE COMPATH『Shufoo!』 調べ」

※1 「株式会社ONE COMPATH」について
地図検索サービス「Mapion」、電子チラシサービス「Shufoo!」などデジタルメディアの運営を中心に事業展開する凸版印刷株式会社のグループ会社。2019年4月1日、株式会社マピオンから社名変更し、それまで凸版印刷が運営していた「Shufoo!」等の事業を承継しました。「Mapion」「Shufoo!」のほか、ウォーキングアプリ「aruku&(あるくと)」、位置情報ゲーム「ケータイ国盗り合戦」、コミュニケーションアプリ「ふたりの」等を運営しています。 URL https://onecompath.com/

※2 「Shufoo!」について
2001年8月より凸版印刷が運営を開始し、2019年4月1日より株式会社ONE COMPATHが運営する20~40代の女性を中心に利用されている国内最大の電子チラシサービス。大手流通各社、地域主力スーパーなど約4,000法人、約110,000店舗が参加。PV数は月間4億PV、ユニークユーザー数は月間1,100万(2019年1月現在)となっています。チラシの閲覧回数や閲覧部分のデータを収集・分析するマーケティング機能も備えています。また、生活者は、スマートフォンやタブレット端末、PCなど様々なデバイスから、日本全国のチラシをはじめとする買い物情報を閲覧することができます。

※3 「主婦休みの日」について
「主婦休みの日」は、1月25日、5月25日、9月25日の年に3回制定されている日本の記念日です。サンケイリビング新聞社が2009年から提唱し、家事や育児に頑張る主婦がリフレッシュすることで家族が元気なり、ひいてはニッポンも元気になることを目的としています。

  • <ご紹介に際してのお願い>
  • *本ニュースリリースに記載している会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
  • *ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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