ハロー効果

「ハロー効果」とは、ある対象を評価する際に、因果関係がないにも関わらず、目立ちやすい印象に引きずられて評価が歪んでしまう心理学の1つです。光背効果や後光効果とも呼ばれます。
たとえば、誰もが知る名門大学に通う人が、(仕事ができるかどうかはわからないのに)仕事ができると感じてしまうような現象です。
マーケティングにも活用できる心理学のため、是非活用していきましょう。

ハロー効果は、ポジティブ・ハローとネガティブ・ハローの2種類に分けられます。

ポジティブ・ハロー効果

ある対象を評価する際に、特定の能力が高いと感じたときに、他の能力も高いと感じてしまうこと。

・いい口コミが多い:口コミが高いお店はいいお店だと感じる
・好感度の高い有名人が起用されている広告:その有名人のイメージにつれられて商品のイメージも良くなる
・受賞歴がある:評価されていると感じ、信頼感が増す
・単価が高い:良い素材を使っていると感じる

ネガティブ・ハロー効果

ある対象を評価する際に、特定の能力が低いと感じたときに、他の能力も低いと感じてしまうこと。

・悪い口コミが多い:悪い口コミが多いと、行ったことがなくてもあまり好まないお店と評価されてしまう
・身だしなみが整っていない店員さんがいる:店舗の掃除もてきとうなのでは…?と感じられてしまう

このように、ハロー効果は身近なところでよく感じていることです。良い評価はいいイメージを与えますが、悪いイメージは関係のない分野までも悪いイメージを与えてしまう可能性がありますので、注意しましょう。

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