サイコグラフィック
「サイコグラフィック」とは、デモグラフィック同様、購買者を分類する指標の1つで、マーケティングに活用されます。
デモグラフィックとサイコグラフィックの違いタイトル●デモグラフィック:性別、年齢、年収、世帯、子供の有無など、人口統計学的な属性
例)28歳男性、保険会社で働く会社員で年収400万円。独身。
●サイコグラフィック:嗜好性や興味関心、購買動機など、心理的属性
例)キャンプが趣味でアウトドア派。お金の使い方はメリハリ型で、キャンプ用品にお金をかける一方、普段の洋服や食事は節約思考。天然パーマが悩みのため、梅雨が苦手。買い物は基本ネット通販を利用する。
デモグラフィックの人口統計学的な属性×サイコグラフィックの心理的な属性を掛け合わせることで、購買者をより深く分析することができ、「”どんな人”が”なぜ”買うのか?」を分析することができます。
サイコグラフィックを知るためには、顧客にインタビュー調査を行ったり、アンケート調査を行うなどの手法が一般的です。
マーケティングへの活用方法
デモグラフィックとサイコグラフィックを把握することで、購買者をより明確にイメージしやすくなり、ペルソナ像が見えてきます。
ペルソナを把握し、関係者と共有することで、下記のようなマーケティング活動に生かすことができます。
- 販促・広告媒体の選定
- 流通チャネルや売り場の再検討
- POPや商品のキャッチコピー、広告文の変更
- 売り方の変更(単品販売、セット販売、サブスクリプションなど)
- 潜在顧客への情報発信の内容や情報発信方法の変更