最寄り品
最寄り品とは、日常的に使用する消費財のうち、自宅や職場など最寄りの店舗で購入する商品のこと。トイレットペーパーや洗剤などが含まれ、購入頻度が高く、低価格なため、専門店や高級店に行く必要がなく近くの店で買うことが多くなります。対照的な消費財に、買回り品があります。
最寄り品の分類
最寄り品はさらに、下記の3つに分けられます。
説明 | 例 | |
恒常商品 | 定期的に購入する最寄り品 | トイレットペーパー、タバコ、石鹸、歯ブラシなど |
衝動購買商品 | 買い物途中で衝動的に買ってしまう商品 | スナック菓子、レジ横のガム、雑誌など |
緊急商品 | 突発的に必要になるもの | 傘など |
最寄り品は、消費者が計画を立てずに購入する商品なので、店舗側は、消費者がいつでも購入できるよう在庫を準備しておくことが大切です。また、目立つところに陳列するなど、商品棚における配置の工夫が売上に影響を与える商品でもあります。
