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ポスティングチラシの費用相場は?節約ポイントも解説!
ポスティングチラシでの集客を検討する際に、まず知っておきたいのが「どのくらいの費用がかかるのか」ということです。そこで今回は、ポスティングチラシの費用相場から、節約のポイントまで紹介します。
目次
ポスティングチラシにかかる費用相場は?
ポスティングにかかる費用としては、主に制作(デザイン)費・印刷費・配布費用が挙げられます。
制作(デザイン)費用
チラシの制作費用としての相場は、2~6万円ほどが基準と考えられます。
ただ、チラシサイズやモノクロかカラーかなどの条件によって費用は変わります。
印刷費用
印刷費用に関しても制作費用と同じく、チラシサイズやモノクロかカラーかなどの条件のほか、印刷枚数・用紙の種類や厚さ・片面印刷か両面印刷かなどの条件によっても費用が変わります。そのため、各項目でどれだけコストに変動があるのかチェックしておきましょう。
ネット印刷を使用する場合には、印刷日数(納品の日数)によって価格が変動するので、事前に確認の上、余裕をもって印刷会社にデータを渡しましょう。
配布費用
チラシの配布費用としての相場は、東京都内(23区)であれば1枚4〜5円、そのほかのエリアであれば1枚7〜8円ほどが基準となります。のちほど詳しく紹介しますが、配布費用に関しても条件によって大きく費用が変わるため、必ず事前に把握しておきましょう。
コストを抑えることも大切ですが、効果を狙えるチラシ制作・配布をしなければ成果にはつながりません。コストカットは必要な項目を整理した上で検討しましょう。
監修者コメント最近はモノクロでもカラーでも制作費用はあまり変わらないことも多いので、モロクロかカラーかはチラシの内容によって決めるといいでしょう。
制作費用は余計なコストを抑えることは重要ですが、戦略を優先的に考えて制作することが大切です。例えば、「他がカラーチラシが多いなか、あえてモノクロのチラシで目立つようにしよう」や、「写真を綺麗に見せるため、カラー印刷で紙質もコート紙にしよう」など。
また制作において、ターゲット選定や配布時期、チラシ内容の精査などの企画から制作会社や専門家に依頼する場合は、別途企画費もかかります。費用は増えますが、プロの意見を聞くことでより明確なチラシの企画を設定することができるでしょう。
ポスティングの配布費用はどうやって決まる?
ポスティングの配布費用は、配布方法・配布地域・配布枚数・配布物のサイズ・配布期間などによって決まります。それぞれの節約ポイントもあわせてチェックしておきましょう。
配布方法
代表的な配布方法として、全戸配布とセグメント配布があります。
全戸配布の場合、基本的には配布エリアのすべての住宅にチラシを配布するため、一枚当たりの費用を抑えることができます。
セグメント配布の場合だと、配布エリアの指定した住宅のみに配布することができますが、費用はかかってしまいます。できるだけ費用を抑えたいなら、全戸配布がおすすめです。
配布地域
ポスティングチラシは配布地域によっても費用が変わります。
住居が少なく、配布できる建物の間隔が広い地域の場合、費用が高くなる傾向にあります。そのため、配布効率なども考えながら地域を選定することで、費用を抑えることができます。その場合、ターゲットの年齢層や性別なども考慮に入れて地域を選定するといいでしょう。
配布枚数
ポスティング会社によって1枚あたりの配布単価が決まっているため、配布枚数に比例して費用は高くなります。無駄な費用をかけないように、事前に目的に合わせた必要な配布枚数の試算を行うことが重要です。
配布物のサイズ
配布するチラシサイズが大きいと、費用は高くなります。費用を抑えたい場合、折り加工が必要になるB4以上のサイズは避け、A4やB5などを選ぶといいでしょう。
配布期間
期日指定などをして短期間で多くのチラシを配布したい場合は、1日の配布枚数が増えるため、人件費の分追加で費用がかかります。配布したい期間が決まっているのであれば、早めに準備をして、配布期間に余裕をもって手配しましょう。
このように配布費用にはさまざまな条件が関わってきます。配布の目的に合わせて最適な条件を組み合わせることで、必要最低限の費用でポスティングを実施することができます。
監修者コメント全戸配布を行う場合、必然的に配布チラシが多く必要になります。必要枚数を試算する際にも、全戸配布の場合は枚数が多くなることを念頭に入れましょう。ここで紹介した項目を事前に検討してから、制作・配布を進めると無駄を減らすことができます。
ポスティング会社の選び方
ポスティング会社の選び方も費用に大きく関わります。次のようなチェックポイントを意識しながら、配布目的に適したポスティング会社を選びましょう。
適正な価格かどうか
費用が安いに越したことはありませんが、発注する際の価格が安すぎる場合には注意が必要です。相場を大きく下回る価格の場合、スタッフの管理体制が不十分だったり、適切に配布されなかったりする可能性もあります。なぜ価格が安いのかについて事前に理解しておく必要があるでしょう。
また、オプション料金などで知らず知らずのうちに高額な費用を支払ってしまったというケースもあります。なるべく複数社で見積もりをとり、適正な価格なのかどうかを判断できる状態にしましょう。
実績があるかどうか
信頼できる会社かどうかを見極めるためには、実績を確認することも重要です。どのような会社から依頼を受けているのかは事前にチェックしておきましょう。
また、一度に複数社のチラシを一緒に配布する「併配」という配布方法をとっている会社を選ぶという手段もあります。併配ができる会社であれば、いくつかの会社から依頼を受けているので、実績を担保できると考えられるためです。
配布地域に精通しているかどうか
配布地域に精通している会社であれば、目的に合わせてターゲットを細かく絞って配布するなど、より精度の高いポスティングを実施できます。そのため、配布精度を高めたい、狙っているターゲットだけに届けたいという場合は、地域密着型の会社を選ぶことをおすすめします。
ポスティングは一度だけではなく、複数回実施することでより集客効果が高まっていく施策です。だからこそ、信頼できるポスティング会社を選び、長期的に成果を目指せるパートナーを見つけましょう。
監修者コメントネット印刷会社でのポスティングでは、配布地域の選定が大まかな場合もあるので注意して確認しましょう。また、ポスティング会社に依頼せず、自社でポスティングを行う場合は時間帯やマナーに気をつけて、迷惑をかけないよう注意してください。
チラシ作成後は電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」への併用掲載がおすすめ!
作成したポスティングチラシは、電子チラシに二次利用することがおすすめです。今回は、電子チラシの中でも国内利用率No.1の「Shufoo!(シュフー)」の活用方法を紹介します。
低コストで実施できる
電子チラシでは、ポスティングチラシで作成したデザインをそのまま活用することができます。そのため、作成したチラシを最大限に活用しながら、低コストで効率的に集客することが可能です。
また、デジタルならではの特徴を活かして、チラシでは伝えきれなかった情報をWEBサイトに誘導して伝えることもできます。
能動的なユーザーにアプローチできる
電子チラシのShufoo!は、20代〜40代の子育て主婦がメインユーザーです。自分や家族が豊かな生活を送るために、広告を積極的に収集するという特性をもっているため、情報感度の高い能動的なユーザーに対してアプローチすることができます。
また、「今日のお買い物情報をチェックする朝8〜9時」「明日の情報を一足先にチェックする夜8〜9時」など、配信タイミングをコントロールすることも可能です。つまり、情報収集意欲の高いユーザーに、適切なタイミングで情報を届けることができます。
配布データを分析できる
電子チラシのShufoo!では、本来有料である「店舗商圏内国勢調査データ」を閲覧することが可能であり、店舗の近くの「ユーザー特性」と「そのユーザー数」を把握することができます。これらのデータを活用して、ポスティングチラシをより戦略的に行うことも可能です。
さらに、「チラシ閲覧者マッピングデータ」からはユーザーの地域を分析できるため、「どんなユーザーに」「どのエリアから」「どれだけ閲覧されたか」を把握することができます。
閲覧されたエリアを確認することにより、次回ポスティング配布エリアの検討の材料にもなります。
まとめ
ポスティングチラシに大切なことは、配布したチラシを成果につなげることです。費用をできるだけ抑えながら、配布の目的に合わせて、効率的な方法を選びましょう。