コラム 販促・集客
折込チラシにかかる料金はどれくらい?地域ごとの相場や追加料金についても解説します

2023年04月27日
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執筆者
高千穂 香織

高千穂 香織

中小企業診断士。学校法人向けIT営業を経て、現在は都内会員制自習室でのBtoCマーケティングを本業としている。顧客管理、SNS運用、スタッフ採用・教育まで店舗運営を丸ごと担っている。副業では、大手資格試験予備校にて中小企業診断士講座の講師として活動中。担当科目は企業経営理論と経営情報システム。

折込チラシは、新聞折込でお客さまへの情報提供を行うツールです。新聞が配達されるエリアを特定して情報を届け、スーパーや小売店舗の商圏内のターゲット顧客にアプローチできます。折込チラシによる情報提供は来店や購買の動機付けになるため、店舗運営者にとっては非常に効果的な集客ツールです。

この記事では、折込チラシにかかる料金や地域ごとの相場、追加料金がかかる場合など、コスト面に焦点を当てて解説します。折込チラシのメリットを踏まえた上で、どれくらいのコストがかかるのかのイメージにお役立てください。

折込チラシのメリット

折込チラシのメリットは大きく二つあります。

折込チラシを見ている人は新聞購読者の6割以上

一つ目は、お客さまに見てもらえる可能性が高いことです。国内最大級のチラシ配信サービス「Shufoo!」の最新のユーザー調査アンケートによると、「新聞折込チラシは見ていますか?」という質問に対し、折込チラシを「いつも見ている」と回答した新聞購読者は64.6%に上りました。

折込チラシの信頼性は高い

二つ目のメリットは、チラシの配布方法のひとつであるポスティングに比べて、チラシの信頼性が高いことです。新聞には新聞社の審査に通ったチラシだけが折り込まれます。一方、ポスティングは特に審査がなくてもチラシを配布できるため、お客さまに警戒されることが少なくありません。折込チラシは、お客さまへの情報提供に加えて、信頼を得るためにも効果的なので、ぜひ取り入れたいツールです。

折込チラシの配布方法

ここでは、折込チラシの配布方法を3パターン紹介します。「折込チラシ専門の会社に依頼する」「印刷会社に依頼する」「新聞販売店に依頼する」の3パターンです。それぞれの配布方法によって、自店舗で対応が必要な業務が変わります。それぞれの配布方法について、メリットとデメリットを把握して検討しましょう。

新聞折込チラシ専門の会社に依頼する

新聞折込チラシ専門の会社は、デザイン作成、印刷、配布までをワンストップで対応してくれます。依頼すれば顧客の元へ折込チラシが届くまで任せられるので、コストはかかりますが、多忙な店長や担当者が他の業務に集中したい場合におすすめの方法です。

新聞折込チラシ専門の会社に依頼するメリット

専門の会社に依頼するメリットは、大きく二つあります。

1.自店舗にノウハウがなくても、効率よく配布できる

一つ目は、自店舗に折込チラシ配布に関するノウハウがなくても、効率よく折込チラシを配布できることです。
折込チラシを配布するには、チラシのデザイン作成や印刷、新聞販売店への持ち込みなどさまざまな業務が必要です。これらについてノウハウがない店長や担当者がチラシをデザインして印刷し、新聞販売店への持ち込みを行うのは時間や労力がかかります。
新聞折込チラシ専門の会社なら、新聞折込チラシ配布のプロフェッショナルなので、豊富な経験やノウハウを持っています。折込チラシの配布エリアやターゲットに合わせた最適な配布プランも提供してくれるでしょう。

2.希望エリアへの配布が簡単にできる

二つ目は、配布したいエリアが広かったり、自店舗の近くに新聞販売店がなかったりする場合でも希望エリアへの配布ができることです。新聞折込チラシ専門の会社によって対応できるエリアは異なりますが、希望エリアへの配布が可能な専門会社を選べば問題なく配布できます。専門会社に依頼しなければ、自分たちで新聞販売店へ折込チラシを届ける必要があり、時間や労力がかかります。

新聞折込チラシ専門の会社に依頼するデメリット

ポスティ新聞折込チラシ専門の会社に依頼するデメリットは、料金がかかることです。依頼にかかる料金は、配布するチラシの枚数やエリアによって大きく異なります。公式サイトから問い合わせたり、見積もり依頼フォームが設置されている場合はフォームを送信したりして料金を確認しましょう。

印刷会社に依頼する

新聞折込チラシの印刷や配布の対応が可能な印刷会社に依頼する方法です。チラシのデザインを自店舗で作成し、印刷以降の業務を任せられます。ただし、印刷会社によって対応可能な業務範囲や料金が異なるため、公式サイトやカスタマーサポートに問い合わせて確認しましょう。

印刷会社に依頼するメリット

印刷会社に依頼するメリットは、大きく二つあります。

1.希望エリアへの配布が簡単にできる

一つ目は、配布したいエリアが広かったり、自店舗の近くに新聞販売店がなかったりする場合でも希望エリアへの配布が可能なことです。印刷会社によって対応できるエリアは異なりますが、希望エリアへの配布が可能な印刷会社を選べば問題なく配布できます。オンラインで注文できる印刷会社には、47都道府県すべての対応が可能なところもあります。

2.チラシのデザインテンプレートを活用できる

二つ目のメリットは、オンラインで注文できる印刷会社に依頼する場合、チラシのデザインに役立つテンプレートを使えることです。チラシのデザインも他社に依頼するとコストがかかるため、デザインは自店舗で行う場合にぜひ活用したいサービスです。公開されている無料のテンプレートを使えば、デザインコストをかけずにチラシを作成できます。

印刷会社に依頼するデメリット

印刷会社に依頼するデメリットは、チラシのデザインを自店舗で作成しなければならないことです。新聞折込チラシによって顧客の興味を引くためには、自店舗の魅力が伝わるデザインである必要があります。公開されているテンプレートを使うのもよいですが、テンプレートをもとにカスタマイズする必要も出てくるでしょう。
また、自店舗で印刷までを行う場合に比べるとコストがかかります。印刷会社の中には、公式サイトに料金のシミュレーションができるシステムを導入しているところもあります。参考にしてみるとよいでしょう。

新聞販売店に依頼する(自店舗でデザインと印刷を行う)

折込チラシのデザイン作成と印刷までを自店舗で行い、配布を新聞販売店に依頼する方法です。

新聞販売店に依頼するメリット

この方法のメリットは、配布のみを外注するため、三つのパターンの中で最も低コストなことです。コスト面での負担を軽減したい場合におすすめします。

新聞販売店に依頼するデメリット

一方でデメリットは、チラシのデザイン作成や印刷を自店舗で行うための時間や労力がかかることです。デザイン作成や印刷にかかる人件費や用紙、インク代などの消耗品費も必要です。印刷した折込チラシを新聞販売店に持ち込む手間もかかります。
また、新聞折込チラシ専門の会社や印刷会社と同等の品質のチラシを作成するのは簡単ではありません。チラシデザイン作成や印刷のノウハウが自店舗で有しているならおすすめの方法ですが、そうでない場合はプロフェッショナルに任せるのが得策ともいえます。

折込チラシの「配布」にかかる料金

折込チラシの配布にかかる料金は、チラシのサイズや配布する地域によって異なります。そのため、外注する場合は具体的な料金の見積もりを取ることをおすすめします。
チラシのサイズでいうと、大きなサイズのチラシほど配布料金が高くなる傾向があります。一般的に、A4サイズよりも大きいB4サイズやA3サイズのチラシを配布する場合は、配布料金が高くなることが多いです。また、チラシの重量やページ数も配布料金に影響するため、見積もり時にシミュレーションしてみてください。

都道府県別の料金相場

ここでは、都道府県別の折込チラシ配布にかかる料金相場を紹介します。同一都道府県内でも地域によって料金が異なる点を念頭に置いて確認してください。

都道府県B5/A5B4/A4B3/A3
北海道3.11~4.473.11~4.475.03~6.44
青森県3.17~4.893.17~4.895.29~7.41
岩手県4.20~4.814.20~4.816.60~7.17
宮城県3.10~4.203.10~4.205.17~6.41
秋田県4.00~4.054.00~4.056.84~6.90
山形県 4.184.186.25
福島県4.16~4.404.16~4.405.35~6.30
茨城県3.423.754.96
栃木県3.58~3.933.90~4.255.51~5.89
群馬県4.314.31~4.906.08~6.67
埼玉県3.303.604.80
千葉県3.504.105.30
東京都2.80~2.903.40~3.504.60~4.70
神奈川県3.50~4.803.90~4.905.20~6.10
山梨県3.78~4.483.78~4.485.40~7.59
新潟県3.84~4.203.84~4.205.42~5.92
長野県4.184.187.00~9.70
富山県4.184.186.88~7.59
石川県3.82~4.303.82~4.306.53~7.59
福井県3.82~4.183.82~4.186.88~7.59
愛知県3.253.255.15~5.93
岐阜県3.25~3.653.25~3.655.15~5.93
静岡県3.58~3.963.58~3.965.74~6.85
三重県3.25~3.653.25~3.655.03~5.50
大阪府2.833.124.60
兵庫県2.90~4.403.20~4.404.70~8.60
京都府3.10~4.533.20~4.534.95~6.95
滋賀県3.55~4.103.55~4.106.28~6.97
奈良県3.103.415.02
和歌山県3.073.405.07
鳥取県3.223.224.38
島根県3.86~4.083.86~4.085.20~6.31
岡山県3.643.645.33
広島県4.004.005.33
山口県4.23~4.944.23~4.945.64~6.70
徳島県4.704.708.23
香川県3.24~3.703.24~3.705.21~5.85
愛媛県3.603.605.21
高知県2.97~3.882.97~3.883.88~6.44
福岡県4.024.025.36
佐賀県4.00~4.224.00~4.225.33~5.55
長崎県
3.67~4.353.67~4.355.00~6.67
熊本県
3.803.805.14
大分県
3.15~3.663.15~3.665.10~5.59
宮崎県
3.40~3.653.40~3.654.65~4.95
鹿児島県
4.23~4.584.23~4.585.88~6.90
沖縄県3.88 3.88 8.23

※単位は円です。
※1枚当たりの料金です。
※別途消費税がかかります。
※別途割増料金がかかる場合があります。
※料金相場は変更となる場合がございます。

特定地域の料金相場を調べる方法

折込チラシを配布したい地域が決まっている場合は、インターネットで特定地域の料金相場を調べられます。GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って「配布したい地域名 折込チラシ 料金」を入力してみましょう。

たとえば「兵庫県神戸市 折込チラシ 料金」で検索し、上位に表示されるサイトでは、新聞発行部数と折込チラシの料金表が見られます。

新聞名発行部数
神戸新聞170,800部
朝日新聞98,700部
毎日新聞27,950部
産経新聞6,400部
読売新聞115,550部
日経新聞33,800部
神戸市全域合計453,200部

※発行部数は2018年12月1日現在のものです。

サイズA6/B6A5/B5A4/B4A3/B3A2/B2A1/B1
料金3.002.703.004.507.0012.00

※単位は円です。
※1枚当たりの料金です。
※別途消費税がかかります。
※配送管理料が全サイズ1枚につき0.1円かかります。
※料金相場は変更となる場合がございます。
発行部数と料金表を踏まえて、以下の条件で料金をシミュレーションしてみます。

  • 神戸新聞のみを利用する
  • A4サイズの折込チラシとする
  • 消費税は別途加算とする

170,800軒×(配布単価3.00円+配送管理料0.1円)=529,480円
以上のように、特定地域における新聞発行部数と料金表がわかれば、目安となる料金を算出できます。

折込チラシの「作成」にかかる料金

折込チラシを顧客に届けるには、配布料金以外に折込チラシのデザイン作成コスト、印刷コスト、チラシの折り加工コストがかかります。新聞折込専門の会社に依頼しない場合は、自店舗でデザイン作成や印刷を行うことになるので、どれほどのコストがかかるのか参考にしてください。

折込チラシのデザイン作成コスト

A4サイズのチラシの場合、コストの相場は約2万円〜約6万円です。チラシに使う色の数や片面か両面かなどによっても異なります。使う色の数が多いほどチラシのデザインにかかる時間が長くなり、コストも高くなる傾向があります。また、両面チラシは、表面と裏面のデザインを行うため、片面チラシよりもデザインに時間がかかり、コストも高くなりがちです。

折込チラシの印刷コスト

A4サイズの印刷コストの相場は、約2円〜/枚です。チラシ印刷コストも、サイズや厚み、枚数、色、片面か両面などによってかかるコストが異なります。チラシのサイズが大きくなるほど印刷費用は高くなりますし、また用紙の厚みが増すほど印刷費用が高くなる傾向があります。

両面印刷は、片面印刷に比べて使うインクの量が増えるため、片面印刷に比べて印刷コストが高くなります。ただし、両面印刷の場合はチラシに掲載できる情報量が多くなり、受け取った人への訴求力が高まるメリットがあるため、予算と照らし合わせてよく検討したいポイントです。

チラシの折り加工コスト

新聞に折り込むためにチラシの折り加工が必要な場合は、別途料金がかかります。一般的な新聞のサイズは406mm×545mmなので、B3もしくはA3よりも大きなサイズのチラシは折り加工が必要です。

コストダウンを図るなら、折り加工の必要がないB4もしくはA4までのサイズにおさめるとよいでしょう。折り加工にかかる料金は、チラシの折り方や枚数によって異なるので、見積もりを取ったりWebサイトに掲載されている料金表を参考にしたりして把握してください。

追加料金が発生するケース

ここまで紹介した以外にも、折込チラシの配布にあたって追加料金が発生するケースがあります。追加料金が発生するケースも念頭に置いておけば、大きく予算を超過することはないでしょう。この機会にぜひ知っておきたいみっつのケースを紹介します。

厚紙を利用する場合

チラシの用紙が厚くなればなるほど追加料金がかかる場合があります。用紙の厚みが増す分、印刷物の総量が重くなるためです。チラシに高級感を出すなど、他のチラシとの差別化を図るために厚紙を使うのは効果的でしょう。ただし、利用を検討する際は追加料金が発生することを視野に入れておきましょう。

特殊な加工をする場合

チラシに特殊な加工をすると追加料金がかかる場合があります。特殊な加工の例としては、紙に光沢を与えるためのコーティングを行ったり、冊子にしたりすることが挙げられます。いずれも他のチラシと差別化するためには有効ですが、通常とは別の作業が発生するため、その分追加料金がかかります。

配送管理料が上乗せされる場合

折込チラシの配布にあたり、荷物の管理やチラシの運搬にかかる燃料代や人件費などが、配送管理料としてかかる場合があります。チラシのサイズにかかわらず一律で必要な場合もありますが、燃料の高騰などで料金が上乗せされることもあります。

折込チラシと電子チラシを併用してみよう!

折込チラシの出稿を検討するときには、電子チラシとの併用も考えてみましょう。
電子チラシを活用することで以下の3つのメリットが得られます。

  • 効果的な折り込みチラシ配布エリアを予測できる
  • チラシの効果測定が簡単
  • 新聞を読んでいない層にリーチできる

電子チラシと併せて宣伝をしていくことで、新聞折込チラシが抱えるデメリットをうまく補えます。詳しい方法は下記の記事をご参照ください。

費用対効果が高い「折り込みチラシ」集客を行うための3ステップ | Shufoo!(シュフー)

折込チラシを効果的に活用しよう!

この記事では、折込チラシにかかる料金や地域ごとの相場、追加料金がかかる場合など、コスト面に焦点を当てて解説しました。折込チラシには、配布すればお客様の目にとまりやすかったり、集客ツールの中でも信頼性が高いものであったりというメリットがあります。

実際に見積もりを取ったり料金のシミュレーションをしたりしながら、自店舗にとって効果的な折込チラシの活用を検討してみてください。

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