2019年08月22日

販促・集客 ハロウィンシーズンの販促施策とは

多くの企業、特に小売店にとって季節行事は多大な売り上げを確保するチャンス。近年、経済効果の伸び代が期待されているシーズンイベントといえば、若者を中心に活気づくハロウィン(ハロウィーン:Halloween)が挙げられます。海外の文化色が強い他のシーズンイベントがプレゼント商戦となるのに対し、ハロウィンは各地でイベントやパレードが行われ、それに伴う小売店需要が急増します。

日本のハロウィンへの意識が年々変わっていき、毎年イベントが大きくなっている中、店舗にとってもハロウィンは集客のチャンス。本記事では、ハロウィンシーズンの販促施策にフォーカスし、集客・売り上げアップにつながるポイントを分かりやすく解説します。

ハロウィンが日本の経済効果に変化を与える

ハロウィンシーズン、渋谷のスクランブル交差点が“パレード化”して問題視されているのは周知の事実。

ここ数年でハロウィンが日本の経済に与える影響は急成長を遂げています。 2018年のハロウィンの市場規模(総売上)は1,300億円近くあると言われ、これは日本でも馴染み深いバレンタインデーに匹敵する規模となりました。

イベント 市場規模
クリスマス 約7,000億円
バレンタインデー 約1,300億円
ハロウィン 約1,300億円
母の日 約1,135億円
節分 約590億円
出典:一般社団法人 日本記念日協会

このようにハロウィンが経済効果を強める背景には、以下のような市場の動向が関係しています。

  • 大手企業やテーマパークでのイベント開催
  • 地域活性化を目的としたイベント開催
  • イベント開催に伴う協賛企業(小売店、飲食店)の増加
  • イベントプロモーションなどを行う企画運営企業の増加
  • 関連グッズの需要増(お菓子、仮装グッズなど)

ハロウィンは文化的背景と照らし合わせると日本人にはまだまだ「文化」として浸透しきっていませんが、「大勢で盛り上がることができる」という方向ではイベントとして大きく確立していると言えます。

特にデコレーションや仮装といったハロウィンならではの特性は、普及するSNSとも相性が良く、今後も若者を中心に高い経済効果を与えていくことが予想されます。小売店などの店舗では、「消費者の目に留まる独自性の高い訴求」が売り上げアップの鍵となるでしょう。

ハロウィンシーズンで実施したい売場づくり

かつて、ハロウィンがここまでイベントとして認知されていなかった時代、お盆が明けるとクリスマスまで長い空白期間がありました。

店舗にとって10月は訴求ポイントの少ない時期だったため売り上げや客足を確保しづらい傾向がありましたが、近年のプロモーションではこの考えを払拭する必要があります。 ハロウィン商戦を勝ち抜き他店に劣らない売り上げを確保するには、消費者の購買意欲をそそるハロウィンシーズンならではの売場づくりを徹底しましょう。具体的には、できるだけ早い段階で以下のようなポイント・工夫を取り入れた売場づくりがおすすめです。

◆「かぼちゃ」「おばけ」など採用しやすいシンボルを中心にまとめる
通常なら売場が異なるお菓子、食品、雑貨をひとつの島にまとめ、かぼちゃやおばけのモチーフをうまく用いるなどしてムードを高めます。使用用途が同じものが一箇所にまとまっていると、「ハロウィンに使う」目的で複数購入を促せます。
ただし、ハロウィンのシンボルのひとつであるクモやヘビなどは、親しみあるデザインを除き、食品の近くに飾らないようにするのがベターです。

◆バリエーション豊かなPOPを組み合わせて店頭の季節感を演出する
POPには大きく分けて、「演出POP」「告知POP」「案内POP」「説明POP」がありそれぞれ役割や目的が異なります。店頭・店内で季節感を強めるなら、ハロウィンならではのモチーフやテーマカラー(オレンジ、黒、紫など)を前面に押し出した演出POPを活用しましょう。 天吊りや幕、フロアシートなど目線の異なるPOPを組み合わせると、立体的がありまとまりのある売場を目指せます。

◆メーカー各社が展開するハロウィン用パッケージを活用
日本のハロウィンでは大人から子どもに関わらず、お菓子をシェアしたり、交換し合う風潮もありますよね。パーティーで配りやすい小分けタイプ(個包装)の大袋菓子コーナーで売場づくりを強化したり、ハロウィン訴求用の菓子セットコーナーを設けるなどの工夫が有効です。

◆ハロウィン用のレシピやSNS映えを提案
「ハロウィンだから作ってみようかな」「ハロウィンだし買ってみようかな」というように、「ハロウィンであること」が消費者の購入を促すような訴求を工夫しましょう。旬のかぼちゃを使ったメニューは、おかずからお菓子まで様々な展開ができます。それらを作るのに必要な他の食材や材料、またハンドミキサーやクッキーの型といったグッズも合わせて置くことで、さらにバラエティ豊かな提案ができます。
また、近年ではSNS映えする売場作りや、SNS映えを連想させる提案方法が有効です。実際に店舗のSNSでも掲載し、新商品の情報などをコンスタントに発信するのがオススメです。

ハロウィンシーズンの売り場づくりはいつから?

◆8月下旬からの訴求も早すぎることはない
ハロウィン商戦は前倒し傾向にあります。スーパーでは10月1日からハロウィン一色にする店舗が多いですが、非食品の衣装やグッズ系は、早いとお盆明け翌週の月曜日には売場づくりを行っている店舗も。

とくに9月は大きな季節イベントがないため、お盆明けからハロウィンに向けた売場づくりをしてもOK。 イベント商戦の訴求としては、仕掛けやすい時期といえるでしょう。早めにハロウィンを意識させることが大切です。

◆10月頭にはハロウィングッズ(非食品)を訴求する
どこよりも早くハロウィンの仕掛けをしてお客様に印象をつけられると、ピークの時にも来てくれる可能性が高まります。売り場の計画に合わせ、どのタイミングで訴求を始めるかよく検討しましょう。 ただしタイミングが早すぎると売上に繋がらにくいため、非食品グッズをうまく用いて少しずつアピールするといいでしょう。「予約承ります」といった打ち出しも、早くから行える施策として有効ですね。イベントが近づき「ハロウィン」の意識がより色濃くなるタイミングでさらに盛り上げていきます。

◆10月中旬~下旬にはお菓子やパーティー用食材など食品類を訴求する
訴求する商品を食品中心に変えることで新鮮味を出し、顧客の興味を一気に引きます。ハロウィン間近には、最大限の売り場づくりで演出しましょう。

まとめ

季節のイベントなど雰囲気づくりはとても大事なため、売り場の状況に合わせた計画が必要です。

ハロウィンシーズンの集客&売上アップを狙うなら、今回ご紹介した売場づくりのポイントやタイミングを押さえ、どこよりも早い仕掛けを意識しましょう。 お客様の心理やニーズを踏まえた段階的な訴求で、ハロウィンムードを上手に盛り上げられる戦略を練ってみましょう。

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