2019年05月10日

お役立ち情報 GMS・スーパーマーケット まだ間に合う6月の販促のオサエドコロ

1.日経トレンディ 2019年ヒット予測「1位」の店舗に行ってきました!

まずは、小売業に関する「旬」ネタです。
私は昨日食べた「昼ごはん」も覚えていないタイプですので、去年発表された「日経トレンディ」の2019年ヒット予測100の上位は、当然記憶になかったのですが、先日たまった雑誌を整理している時に偶然チェックしてしまいました。

1位は、高品質・低価格のスポーツ・アウトドア専門店の「デカトロン&ワークマンプラス」でした。

そこで思い立って2019年ヒット予測「1位」の店舗をチェックするために先日、3月29日にオープンした日本進出1号店「デカトロン西宮店」に行ってきました。
デカトロンは、世界最大のスポーツ用品のSPA(製造小売業)チェーンです。

1976年フランスで創業、世界51ヵ国で約1500店を展開して、年商は1兆3000億円(2018年度)です。

QUECHUA 登山・ハイキング バックパック

オープンから1ヶ月半経過していたのですが、店内はメチャ混みでした。
まずは世界最大スポーツ用品のSPAチェーンの「腕試し」ということで、店頭からフックで大量陳列されていた「QUECHUA (ケシュア) 登山・ハイキング バックパック」を購入してみました。
見た目はコンパクトなのですが、容量は10リットルで、驚きの売価は、何と「390円」でした。「牛丼並盛1杯」とほぼ同じ価格ですね。
最初のイメージは、「使ってダメだったとしても390円だし…」と疑いモードで使用してみました

ところが、4回ランニングに使用しましたが、走っていても身体にピタッとフィットしていてブレません!これは優れものですね。さすが「世界最大SPAチェーン」です!

2.GMS・スーパーマーケット 6月の販促のオサエドコロ

さて今回は、GMS・スーパーマーケットの主に食品を中心とした6月の販促の最終チェックのポイントです。
2018年6月の主だった「小売業」の売上高および概況をチェックしてみました。

1.2018年6月 売上高「前年比」

(1)チェーンストア(※1) 販売統計        総販売額 0.1%
(2)全国百貨店(※2) 売上高概況       総額     3.1%
(3)コンビニエンスストア(※3) 店舗売上高    既存店ベース 1.1%

 ※1 日本チェーンストア協会調べ 
 ※2 日本百貨店協会調べ 
 ※3 日本フランチャイズチェーン協会調べ

2.概況
全体的には、2018年6月は、高温で季節アイテムの動きが好調でした。  
一方で、大阪北部地震(6月18日発生)や西日本を中心に全国的に記録的な大雨となった「平成 30 年 7 月豪雨」等による自然災害の影響がエリアによっては大きかったことが挙げられます。

また小売業ごとの2018年6月の概況は下記の通りです。

1)チェーンストア
 ①食料品は、農産品が相場安の影響を受け苦戦
 ②その他の部門は堅調に推移                             ③衣料品、住関品は、前半を中心とした天候不順の影響もあり動きが鈍かった       

2)全国百貨店
 ①大阪北部地震で一部店舗の営業時間減少など若干の影響
 ②下旬にスタートしたクリアランスの前倒し効果や気温上昇による季節需要の高まり
 ③土曜日1日増(前年比)

3)コンビニエンスストア
 ①全国的に平均気温が高かったため、冷し麺等の調理麺、飲料、アイスクリーム等の
  夏物商材の売れ行きが好調
 ②カウンター商材、冷凍食品・惣菜・サラダ等の中食が好調

それから2018年6月の主だったGMSやSMの週末を中心としたチラシの「食」企画をチェックしたところ、

「父の日」
「焼肉・肉企画・スタミナ」
「さっぱり・すっきり・爽やか」
「産直(北海道・九州など)」

等の企画がメインでした。

また「小ネタ」として、

「ボーナス・ご馳走」「トマト」「半夏生」「カレー」「中華」
「健康(スムージー・発酵)」「簡便」「生姜の日」「和菓子の日」

等も散見されました。

さて、以上のデータや概況を元にして現場活用を目的とした「6月の販促のオサエドコロ」の☑チェック表を作成してみました。

6月の販促のオサエドコロ チェック表□1)去年は、エリアによっては、「地震」「豪雨」による「ライフライン」「防災」関連を中心に「住関品」「保存食」等が異常値となった。今年は、その部分がマイナスとなる可能性あり。店舗ごとに全員でデータをチェックして対策を立てよう。□2)今年も異常気象による「客数」減の可能性を考慮して、「SNS」「アプリ」「店頭告知」等により「雨の日」企画や、雨の日ならではのメリット(家電・家具などではご相談時間を長く取れます等)、ネットスーパーの告知を徹底する。□3)父の日は、去年のグーグルの検索数からすると「母の日」の半分程度だった。しかし来るボーナスシーズンの前哨戦と捉えて、部門の壁を越えて「ハレの日」提案を実施しよう。 去年は百貨店によっては、「全国一斉 父の日テスト お父さんのことを考えて問題を解いてみましょう」等も企画されていた。□4)去年の6月は全体的に「高温」の影響によって「旬」「夏」アイテムの動きが良かった。直近の気象庁の6~8月の天候見通しによると平均気温は、「ほぼ平年並」とのこと。「旬・夏アイテムの先取り」と共に「ウェザーMD」を強化しよう。□5)近隣のバーベキュー施設がある、店内でセルフバーベキューを実施する店舗は、週末を中心に積極的に予約販売を取る。 また、7~8月に地元の「祭」「花火大会」「スポーツ」「音楽フェス」等のイベントの特需が期待できる店舗も「予約販売」「浴衣販売」等を強化する。

<著者>
株式会社マーケティングラボ 代表取締役 中村 仁
東証一部上場スーパーマーケット勤務後にコンサルタント活動開始。2007年株式会社マーケティングラボ 代表取締役に就任。GMS・SM・メーカー等の「マーケティング」や公的機関の「派遣事業」等を中心に常に「リアル」「現場」に基づいた情報を提供。

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