コラム 販促・集客
読まれずに捨てられる…ポスティングの改善点と効果的な集客につなげる方法

2020年12月04日
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執筆者
オーズ合同会社 方山 敏彦

オーズ合同会社 方山 敏彦

ビジネス書を中心とした出版社を10年経営し、既存の出版業だけに留まらず電子書籍・動画・通販・Web広告・SNS運用支援など、クライアントの要望に応え包括的なプロデュースとコンテンツ制作を行っている。 会社代表者と15年以上にわたる豊富な執筆経験をもとに現役ライターとしても活動しており、Webマーケティング・販売・流通・労務管理・人材採用・知財法務・教育・IT活用などの分野で幅広くコラムを執筆中。著書に『ザ・ウェブライティング』(ゴマブックス)がある。

集客のためにポスティングを行っても、読まれずに捨てられてしまう…そんなお悩みありませんか?ただ効果がないからといってポスティングを止めるのではなく、実施したデータをもとにして、改善し続けることが重要です。この記事では、ポスティングで効果が出ないときの対処法について、4点ご紹介します!

また、適切な戦略により効果を高めた学習塾の事例をご紹介します。入塾希望者が減少する中、どのような戦略でどのようなコピーのチラシを作って効果をあげたのかをご説明します。自分の商品・サービスだったらどんな戦略を立てるべきなのかの参考にしてみてください。

ポスティングとは

ポスティングとは、商品・サービスや店舗の宣伝を目的として、チラシやビラなどを一定地域の住戸のポストに投函することを指します。新聞購読者が減少する中にあって、チラシを直接届ける方法として改めて注目されています。

配布自体は誰にでもできるものですが、より効率的に行うためにポスティング業者へ依頼する方法もあります。また、配布したチラシがどれくらい集客につながったかを検証するためにも、継続的にデータを記録することが大切です。

収集したデータをもとに、配布エリアや配布のタイミングを細かく見直して、広告媒体としてのポスティングの精度を高めていきましょう。

ポスティングのメリット・デメリット

ポスティングで効果が出ない場合、そもそも基本的な部分を疎かにしていることもあります。どんなターゲットに向けて配布すべきかを検討する上でも、メリット・デメリットについて改めて押さえておきましょう。

ポスティングのメリット

ポスティングのメリットは、直接手にとって見てもらえるので認知率が高い点があげられます。継続して配布することによって、単純接触効果による認知率の向上も期待できます。

新聞折込チラシとは異なり、化粧品のテスターや調味料のお試しボトルなど、チラシ以外のサンプルも配布できる自由度の高さも特徴です。ターゲット層に合致したエリアに絞って配布することで、必要な情報を必要としている人に届けやすくなります。

ポスティングのデメリット

デメリットとしては、媒体に対する信頼度が新聞などと比べて低いため、ターゲット層からズレていると読まれずそのまま捨てられる可能性があります。配布方法が適切でなければ、クレームの対象になる場合もあるので注意が必要です。

また、ポスティングは特定のエリアに配布するのには向いていますが、広いエリアに大量配布するという面では向いていません。そして、配布する人員の管理や配布方法に問題があると配布した状況や集客効果を把握しづらいといった点もあります。

ポスティングの集客効果

ポスティングの集客効果を考える上では、費用対効果を意識することは大切ですが、配布した狙いと効果が合致しているかも検証する必要があります。集客につながる事例も踏まえて、必要な施策に取り組んでみましょう。

費用と反響率(反応率)

ポスティングにかかる費用は配布エリアや配布物のサイズ、配布枚数などによって変わってきますが、1枚あたり4~8円程度です。1通あたり数十円かかるDMと比べれば割安です。

反響率(反応率)は業種によって異なるものの、0.01~1%程度です。新規注文や申込をメインとする飲食業や学習塾などは0.5~1%、不動産業などの高額な価格帯のものは0.01%ほどとなっています。

ポスティングの効果を測るには、配布目的が「来店」「電話やメールでのお問い合わせ」「HPの閲覧」などによって違ってくるので、実際に配布を行う前に効果測定を行う方法を決めておきましょう。

集客につながった事例

集客効果を高めるには、具体的な事例から学ぶことも大切です。受験生以外の入塾希望者が低下していることを解決した学習塾の事例をご紹介します。

受験期を迎える生徒以外の集客を図るため、「冬期講習」での集客を軸としたポスティングチラシを作成して、入塾希望者を募る戦略を打ち出しました。チラシの配布時期を2学期の期末テストが行われる1ヶ月前に設定し、期末テスト対策を全面的にアピール。
あえて冬期講習を前に出さず、その前段階である期末テストに狙いを定めることで、お問い合わせ件数は4%アップとなりました。期末テスト対策に特化した講座をそろえ、生徒や保護者の反応も良い結果となりました。
その上で、「3学期の成績で受験先が決まる!」と銘打ち、冬期講習への関心を持ってもらうチラシを配布しました。結果的に、冬期講習の申込者数は前年と比べて187%まで向上。

講習の参加者による口コミやSNSなどでの拡散によって、その後も入塾者が増え、ターゲットとしていた受験生以外の層を獲得することを達成しました。

この事例から学べる点は、ポスティングの基本的な特徴である「単純接触回数を増やす点」に軸足を置いているところです。チラシの配布時期を複数回に分けて、最終的なゴールにたどり着く戦略を立てています。

ポスティングを1回行っただけでは目立った反応がなかったとしても、継続してターゲット層の訴求ポイントに合致したチラシを配布し続けることで、集客率を高められます。ターゲット層がどんな悩みを抱え、何を解決したいか?という視点を持ち、ポスティングの強みを活かした宣伝戦略を立てることが重要です。

新聞折込チラシとの比較

新聞折込チラシは新聞購読者に配布されるので、定期的に購読している読者に訴求ができます。新聞は毎日目にするものであるため視認性が高いです。主なターゲット層としては主婦や高齢者などです。

ポスティングと新聞折込チラシの特徴をより詳しく知りたい!という方は、是非こちらの記事をお読みください。

ポスティングで効果が出ないときの対処法

ポスティングを実行してみたものの、思うような効果が出ないときには原因を追究してみましょう。具体的なポイントについて解説します。

まずはデータ!集客の計測と効果測定

ポスティングはインターネットとは違い、実際にどれくらいの人が読んで反応があったかを調べづらいので、配布するチラシそのものに工夫を施しておきましょう。たとえば、QRコードを掲載しておけば、アクセス数が集計できます。Webへの誘導や通販サイトでの購入を目的としたチラシ配布におすすめの方法です。

また、割引クーポンをチラシに刷り込んでおけば、実際に来店やお問い合わせをしてくれた顧客の反応がわかります。

配布した曜日・配布エリア・チラシデザインごとにデータを記録しておき、何度か仮説を立てて配布をしてみることで、何が原因で数値が下がるのかが見えてきます。
配布する目的にあわせて反響率を算出し、効果を測定してみましょう。

ターゲットと配布エリアを再検討

ポスティングを行うターゲットと配布エリアがズレていれば、思ったように集客効果を高められません。配布を継続してもなかなか効果が出ない場合には、ターゲットと配布エリアが正しく設定されているかという点も見直してみましょう。

ポイントとしては、配布エリアに住んでいる世帯と自社の商品・サービスが合っているかを検証します。「ファミリー層が多いマンションに配布をする」「高価格帯の商品なので、世帯収入が高めのエリアに配布する」など、ターゲットを意識して配布エリアを捉えてみましょう。

広告効果の高いエリアを中心に予算を組んでいくことで、チラシの反響率(反応率)を高められます。

デザインを刷新してみよう

配布エリアが適切にも拘らず効果が出ない場合には、デザインを見直す必要がある可能性があります。「似たようなチラシばかりポスティングされる」と思われているケースもあるので、特徴のあるデザインに刷新してみましょう。

具体的にはアピールしたい部分の見出しや、文字の大きさを工夫して視認性を高めることが有効です。全てが同じ文字の大きさ・フォントだと何を伝えたいのかがぼやけてしまいます。一目見て伝えたいことが伝わるように、キャッチコピーの大きさを見直してみましょう。

また、あえて手書き風の文字を使うことで、あたたかみのある印象を与えることができます。伝えたい内容によってフォントを見直すなどの工夫も検討してみてください。

写真やイラストについては、フリー素材ではなく、オリジナリティのあるものがオススメです。たとえば、働いている人のスタッフの写真を使うことで、元気いっぱいな雰囲気、誠実でまじめな雰囲気等、お店へのイメージが付きやすくなったり、お店の内装の写真を使うことで、入店したことのないお客様も安心して入ることができます。伝えたい内容に合わせて、素材を見直してみましょう。イラストの場合は、外部のイラストレーターに発注するなどの工夫も必要です。

多くのチラシを目にするターゲット層の視点に立って、ターゲットに”響く”デザインを練り直すことが大切です。

メインの商品で差別化

いくらチラシのデザインにこだわったとしても、競合店と似たような商品やサービスばかりだと、なかなか注目してもらえないものです。品揃えで勝負をするのか、ウリとなるメインの商品に絞って充実させるのか、コンセプトを明確にするのが重要です。

電子チラシでの集客も組み合わせてみよう!

ポスティングは適切に行えば集客効果を高められますが、苦手とする部分もあります。デメリットとなる部分をうまく補うためにも、電子チラシと組み合わせて広告運用することも考えてみましょう。

ポスティングの欠点を電子チラシで補える

ポスティングは特定のエリアで重点的に配布を行うことに向いていますが、配布エリアを広げればそれだけコストもかさんでしまいます。また、マンションなど配布禁止となっている住戸に対してチラシを届けることができません。

そこで、電子チラシと併用すれば、予算を抑えながらも、配布が難しいエリアやターゲットへの宣伝が可能です。Webを通じてタイムリーな情報を届けやすく、データの収集も容易になるので、ポスティングのデメリットをうまくカバーできます。

前段で、ポスティングは”継続して配布することで単純接触回数が上がり、認知度が上がる”ということをお伝えしましたが、Shufoo!では同じチラシを複数回配信することができます。

複数回配信することによって、前回の配信で届けられなかった新規のお客様に見てもらう可能性が増えたり、再度見ることで思い出してもらう等のメリットがあります。

例えば、スーパーで1週間のチラシを月曜から折り込む場合、月曜日に配信し、週末の土曜日に再度配信といったことができます。2回配信することで、多くの方にリーチし、来店へのきっかけを作りやすいといえます。

ポスティングだと同じチラシを何度も配布をするとその分印刷・配布コストがかかりますが、Shufoo!の場合はチラシを見てくれた人数に合わせて料金が変動する仕組みになっているため、配信すること自体にはお金がかからず、無駄を抑えることができます。

また、ポスティングの場合は時間を指定して配布をしても、実際にお客様がいつチラシを見るかはわかりません。Shufoo!の基本プランでは、情報を伝えたいタイミングで配信できます。

Shufoo!を活用するメリット

電子チラシのShufoo!(シュフー)は、月間ページビューが4.5億PV、月間ユニークユーザー数は全国で1,600万人です※1。ユーザー自身が自らチラシを見に来る能動的なユーザーが多いのが特徴であり、どのエリアの人がどんなチラシを閲覧したかがわかるので、反応を見ながら改善に取り組めます。

ポスティングではデータの収集や分析が測りきれない面があるものの、Shufoo!を活用すればWebの強みをうまく活かしながら広告展開が行えます。

※1 ASPを含めた数値です。2019年12月時点

まとめ

ポスティングによる集客効果を高めるためには、基本的なメリット・デメリットを押さえた上で、反響率などをチェックしながら改善を続ける必要があります。ポスティングには多くのメリットがある一方で、配布禁止のエリアがあったり、読まれたかどうかの確認が取りづらかったりします。集客効果を向上させるには、チラシを直接配布するだけでなく、ターゲット層が求める情報をWebでも発信することが重要です。集客効果をさらに高めるためにも、是非Shufoo!の活用を検討してみましょう。

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