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ザイオンス効果とは?WEBマーケティングでの活用事例を紹介

2021年06月25日
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執筆者
みらいマーケティング本舗 代表 堀野 正樹

みらいマーケティング本舗 代表 堀野 正樹

通販コンサルタント/Web事業プロデユーサー。約20年間、複数の事業会社でインハウスマーケターとして従事したのち2019年に独⽴。現在はネット通販の売上改善やWebビジネスの新規立ち上げを中心に、企業の支援をおこなっている。Web戦略、事業計画、Web広告運用、SEO、SNS運用、アクセス解析、サイト構築、データ活用など、デジタルマーケティング全般を熟知しており、上流から現場実務までの包括的な支援ができるのが強み。デジタルマーケティングに関する各種セミナー登壇や講師としての活動のほか、企業の外部マーケティング責任者としてしても活動中。

「ザイオンス効果」という言葉を聞いたことはありますか?
例えば、はじめは興味のなかった音楽を何度も聴くうちに好きになったり、何度も会った人に対してだんだんと好印象を持つようになったりといった経験がある方も多いと思います。実はそれがザイオンス効果です。

ザイオンス効果は、マーケティングの世界でも広く用いられています。特に集客や顧客育成でお悩みの企業担当者の方は、是非ザイオンス効果を取り入れてみてください。
今回はザイオンス効果の基礎知識から、活用方法、注意点についてご紹介をしていきます。


ザイオンス効果とは?

ザイオンス効果とは別名「単純接触効果」とも呼ばれる心理効果のひとつで、「接触回数が増えるほど、その人やモノに対しての好印象を抱くようになる」現象のことを指します。心理学者ロバート・ボレスワフ・ザイオンス氏が1968年に発表しました。

このザイオンス効果は、恋愛など、身近な人間関係の中にも数多く登場しています。

  • 初めて会う人よりも、2回目、3回目の人のほうが安心する
  • 連絡をマメにくれる男性のほうがモテやすい

上記のようなケースもザイオンス効果が働いている例だといえるでしょう。

ザイオンス効果をマーケティングに活用する方法

ザイオンス効果はビジネスやマーケティングにも活用することができます。ここでは特にザイオンス効果を発揮しやすい集客手法をご紹介します。

SNS

何度も接触しているうちに好印象をもたらすザイオンス効果は、SNSとの相性が抜群です。

アカウントをフォローしてもらえれば、更新のたびにユーザーに情報を届けられます。注意したいのは、Instagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)などのSNSはユーザーと投稿の関連性の高さに応じた表示順になっています。そのため、よく投稿を見てくれているユーザーには情報を届けられますが、いいねなどのアクションを起こさないユーザーにはフォローされていてもなかなかコンテンツが表示されないケースもあります。そのため、フォロワーに反応してもらう仕掛け作りやいいコンテンツの投稿が重要になります。

LINE(ライン)やインスタグラムといったSNSは毎日使うユーザーが多く、接触機会を増やすことができるため、ザイオンス効果を活かしやすいメディアだといえるでしょう。

メールマガジン

お客様との信頼関係を徐々に作り上げていくマーケティング手法としては、メールマガジンも有効です。

ご存知のとおり、メールマガジンは登録をしたユーザーに定期的にメールを配信できる仕組みです。一定の頻度でお客様との接触機会を得ることができるので、最初は信頼関係や安心感を与える内容にして、回数を重ねるごとに徐々に商品の紹介を交えていくのがよいでしょう。

なお、メールマガジンの文章を書く際は以下のことを意識してみるといいでしょう。

  • 大切なことは繰り返し伝える
  • 角度を変えて少し表現を変える
  • ポジティブな言葉を使う

メールマガジンで成功している人を見ると、多くの方が毎日配信をしています。これもザイオンス効果だといえますね。

チラシ・ポスティング

チラシやポスティングはエリアを絞った店舗ビジネスに有効な販促手法ですが、1度きりで効果を判断して終わらせてしまっていませんか?

次々と流れていくネット広告やTVCMと違い、紙媒体であるチラシやポスティングはユーザーの手元に長時間残りやすいという特徴があります。言い換えると、生活の中でユーザーとの接触回数を増やすことができるということです。
「あ、またこのチラシだ」と思ってもらうことで、いざその商品が必要になったときに思い出してもらえる確率も高くなるのです。

そのため、チラシやポスティングについても1度だけで効果を判断せずに、継続的に実施することで成果につなげやすくなっていきます。

「ザイオンス効果」は上記以外にも、アプリのプッシュ通知やリターゲティング広告などの手法でも効果が発揮できます。ユーザーとのきっかけづくりから購入に至るまでのストーリーを意識すると、より成果につなげやすくなります。

逆効果になるケースもある?

ザイオンス効果は万能ではありません。ここではザイオンス効果が逆効果になってしまうパターンを2つご紹介します。

接触回数が多すぎる

ザイオンス効果が得られる接触回数は、10回がピークといわれています。つまり10回以上広告を見せてもあまり効果がないことになります。
WEB広告には「フリークエンシー」という機能があり、ユーザーとの接触回数をあらかじめ設定できます。上限回数を10回以下に設定することで、効率のいい広告出稿ができます。

またザイオンス効果は、接触する「時間」ではなく「回数」が重要であるといわれています。長時間のCMを1回見るよりも、短いCMを何回も見るほうが効果的だということです。一般的なTVCMが15秒に設定されているのも、ザイオンス効果を考えてのことかも知れません。

すでに悪感情を持たれている

ザイオンス効果は、もともと商品やサービスに対して良くないイメージを抱いている人には効果がありません。嫌いな人を好意的に変えることはできません。無理に接触を繰り返すと、「嫌い」が積み重なっていくだけです。
しつこいセールスマンが訪れるたびに怒りが湧き上がってきたり、嫌いな芸能人のCMを見るたびに余計嫌いになったりするのと同じです。

そうならないために、マーケティングを行う際は、商品が必要になりそうなユーザーに絞って広告配信をしたり、配信拒否をするユーザーは事前に除外したりといった工夫が必要になります。

ザイオンス効果は便利なテクニックですが、だからといってむやみに多用するのはやめましょう。マーケティングとは企業とお客様とのコミュニケーションだといえます。相手が喜ぶ情報を発信するのが大前提です。

「Shufoo!(シュフー)」ならザイオンス効果を活用できる

チラシやクーポンなどの情報を配信できるお買い物情報メディアShufoo!(シュフー)でもザイオンス効果を発揮できます。

SNS的な役割を持つ「タイムライン」機能が使える!

チラシやクーポンの配信が可能は基本プランでは、「タイムライン」という機能が使えます。タイムラインとは、テキスト+画像でお店の情報を発信できるツールです。SNSのようにフォローされていなくても、商圏内にお住いのユーザーに情報を届けることができるので、継続的に発信を続けることでお店を知らなかった人や知っているけど来店に繋がっていなかった潜在顧客にもアプローチが可能です。

多媒体での接点を持つことができる

Shufoo!では、Googleマイビジネス、LINE公式アカウント、自社サイトなどのメディアと情報連携が可能です。コンテンツの個別化が進んでいる昨今、様々なメディアでの接点を持つために運用の負荷が問題になっているケースもあると思います。
Shufoo!ならチラシやタイムライン情報を他のメディアと自動連携できるため、運用の負荷を軽減した上で消費者との接点を増やすことが可能です。

まとめ

今回は心理効果のひとつ、ザイオンス効果(単純接触効果)についてご紹介しました。

ザイオンス効果は、接触回数を繰り返すことで好印象を持つようになる心理現象です。最初はあまり興味がなかったユーザーを、接触回数を増やすことで自社のファンに変えていくことができる非常に強力な手法となります。

この記事で紹介したザイオンス効果の活用方法や注意点をもとにして、マーケティングやビジネスに積極的に活用していきましょう。

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