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これが世代格差…衝撃のジェネレーションギャップ30選【日常生活・職場編】

2019年12月24日
※掲載内容は公開日時点の情報です。現在と異なる場合がございます。
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部下と話している時、絶対にウケると思ってした発言に「え、何ですか?それ」と聞き返されて衝撃を受けたことはありませんか?ジェネレーションギャップは、職場や家庭だけでなく日常生活のあらゆる場面で発生します。今回は、日常生活や職場でありがちなジェネレーションギャップのエピソード30選を集めました。

ジェネレーションギャップの言葉の意味とは?なぜ異世代はすれ違うのか?

ところで、何気なく「ジェネレーションギャップ」なんて言っていますが、意味を知っていますか?まずはしっかりと意味を理解して、なぜジェネレーションギャップが起こるのかを考えてみましょう。

ジェネレーションギャップ とは?

『広辞苑』によると、ジェネレーションギャップとは、「世代間に生ずる知識・関心・考え方などの違い。世代格差。」とあります。 “格差”という言葉だと優劣があるように感じるかもしれませんが、単に“世代間の違い”のみを指しており、どちらかが良い・悪いという意味は言葉には含まれていません。

ジェネレーションギャップ はなぜ起こる?

世代が違えば育ってきた環境はまったく変わります。持っている知識や価値観が違うのは当たり前で、異世代同士はもともとすれ違う運命にあると言っても良さそうです。

10年前を思い返してみてください。日本で初めてiPhoneが発売されたのは2008年 、LINEがリリースされたのは2011年 です。今では当たり前に使っているものも、ここ10年前後で普及したと考えると、ジェネレーションギャップが起こるのも必然ですよね。

異世代間で発生する衝撃のジェネレーションギャップ14選【日常生活編】

ここでは、異世代間で起こりがちな衝撃のジェネレーションギャップをまとめてご紹介します。

◇年上世代がジェネレーションギャップを感じる瞬間【日常生活編】

何気ない会話の中でも、異世代に通じない!という言葉は意外と多いです。ここでは、年上世代が「え、これ知らないの?!」となりがちなシチュエーションをいくつか集めてみました。

・「イタメシでもどう?」と後輩を誘ったら困惑していた
たまにはちょっと小洒落た食事にでも連れてってやろうと「イタメシでも」と誘ったら、何とも言えない表情の後輩。店に向かう途中も様子が変なので、大事な予定でもあったのかな…と心配していたら、店に着くや否や「あぁ、イタリアンですね!」と。
聞いてみると、脳内で「痛飯」と変換されていたのだとか。マニアックなデコレーションがされた車も“痛車”って言いますもんね。これも若者ならではの発想です。

・「おしゃれなチョッキ(ベスト)だね」と褒めたら「ジレです」と訂正された
「コミュニケーションを取ろうと服を褒めたのに通じない…」という切ない思いをするのもジェネレーションギャップのせいです。特に、ファッション用語は要注意。流行りはすぐに移り変わるのでこまめにチェックしておかないと「古っ!」と思われてしまいます。
ちなみに、チョッキは日本語、ベストは英語、ジレはフランス語で、言うまでもないですが、これらはすべて同じものを指します。

・「受話器は静かに置きなさい!」と言ったら通じなかった
あまりにも乱暴に電話を切った後輩がいたので、相手に失礼になるからと「受話器は静かに置きなさい!」と注意すると、「ジュワキって何ですか?」との質問が。1人1台以上の携帯電話が当たり前の時代ですから、もう子機を持って部屋にこもるティーンエイジャーもいないのでしょう。
固定電話を知らない世代からすると、「コキって何ですか?」という質問も。

・「“写メ”送って!」と頼んだのに一向に送られてこない
「写メ」とは、「写メール」のこと。ほんの少し前までは、携帯電話にカメラが付いているなんて、すごく画期的でしたよね!今では、LINEなどのメッセージアプリが主流になっているので、そもそも“メール”をほとんど使わない人が多いのかもしれませんね。

・「MD使ったことある?」と聞いたら、MDの存在を知らなかった
MDとは、録音・再生のできる音楽用の光ディスクで、コンパクトかつ振動に強く、音飛びしにくいというのが特徴です。しかし、今では“音楽はデータで持ち歩く”時代ですから、若い世代の人たちの中にはMDを見たことのない人も多いのでしょう。

・「WordやExcelの上書き保存の四角いマークって何ですか?」と聞かれた
言われてみれば、フロッピーディスクを最後に見たのは何年前でしょうか。フロッピーディスクを知らない世代にとっては、確かに何のマークか想像もつきませんよね。
今ではUSBか、クラウドに保存するのが一般的でしょうか。「CDに焼く」は、まだわかってくれますか…?

・「ボンタンアメ」をあげたら、オブラートを懸命に剥がそうとしていた
ボンタンアメ、美味しいですよね。九州土産なんかでたまに頂く、レトロ感溢れる優しいお菓子です。後輩に分けてあげたら、オブラートを一生懸命剥がそうとしている…!そのまま食べられるよ!と教えてあげても信じてもらえず、きれいに剥がそうと奮闘していました。
オブラートの存在を知らなかったのでしょう。

◇年下世代がジェネレーションギャップを感じる瞬間【日常生活編】

ジェネレーションギャップを感じているのは、年上世代だけではありません。もしかすると、あなたの何気ない言動で、後輩や部下が引いてしまうこともあるかも!?ご自身の言動を振り返ってみてください。

・なぜひっくり返す?「チャンアベとザギンでシースー」
「阿部ちゃんと銀座で寿司」。これをどうしてひっくり返したくなってしまうのでしょうか。近年ではこのような言い方を耳にするのは、バブル時代をネタにしたコントくらいのものです。ネタかどうかわからずに聞き流している若い世代も多そうです。

・何でもかんでも「紙に印刷」を要求される
書類はやっぱり紙媒体でチェックしたい派に対して、若い世代は「スマホで見ればいいのに。紙も時間ももったいない…」と思っています。確かにその方がエコで無駄も少ないのですが、年配の人の中には「紙で確認しないと安心できない」という意見も根強く残っています。

・カラオケの選曲がまったくわからない
90年代、2000年代に流行った楽曲は、今やただの「懐メロ」です。あの伝説の歌姫のヒット曲も、一世を風靡した人気バンドの定番曲も、若者世代にとっては「どこかで聴いたことがある(ような気がする)昔の曲」なのです。

・「このとっくり、えもんかけに掛けて」などの死語の連発
念のため解説すると、「えもんかけ」はハンガーのこと、「とっくり」はタートルネックのことです。このような「死語連発の指示」は若者には通じませんのでご注意を。

・アッシー君、メッシー君、ミツグ君などのバブルの思い出話
「アッシー、メッシー、ミツグ君」などといったバブリーな思い出話は、もはや日本昔話です。架空の動物か、はたまた伝説の生き物か…いずれにしても、今では考えられないほど偏った女性上位の文化があったようです。

・お酒を飲めない、と言うと天然記念物を見たような目で見られる
「この一杯のために、今日1日頑張った!」とか、「飲まなきゃやっていられない!」といった感覚も、あまりお酒を飲まない若者にはいまいちピンときません。むしろ、現代では若者のお酒離れが進み、お酒を飲まない・飲めない人が増えてきているようです。
お酒が飲めない若者を、天然記念物を見るような目で見てしまう人もいるかもしれませんが、若い世代も同じような目であなたを見ているかもしれません。

・飲み会の席での謎のマナー(瓶ビールを注ぐ時はラベルを上に、新入社員は一発芸をなど)がある
ひと昔前までは、大学生がサークルに入って最初に教えてもらうのは“瓶ビールの注ぎ方”でした。そして、「飲み会を盛り上げるため」と称して先輩から一発芸を強要されるというのもよくあることでした。しかし、今ではそういった風習はなくなりつつあり、場合によっては冷めた目で見られたり、ともすればパワハラになったり…なんてこともあるので気を付けましょう。
お酒は、風通しの良い雰囲気で楽しく飲みたいものですね。

職場・会社でも頻発!ジェネレーションギャップ16選【仕事編】

日常生活では笑って済ませられますが、仕事中のジェネレーションギャップは時に困りものです。知らないことを叱るわけにもいかず、ヤキモキすることもあるかもしれません。あらかじめ、起こりがちなジェネレーションギャップを理解して、あたたかい心で指摘してあげてくださいね。

◇年上世代がジェネレーションギャップを感じる瞬間【仕事編】

この10年ほどで、働き方に対しての社会の意識もずいぶん変わりました。そのおかげで、仕事面でもジェネレーションギャップは起こりやすいです。

・仕事が終わっていないのに、定時で帰る
年上世代にすれば、仕事が残っているのに「帰ります」とはなかなか言えないですよね。しかし、そこで「定時なので、帰ります」ときっぱりと言えてしまうのがゆとり世代・さとり世代の特徴です。仕事は仕事、プライベートはプライベートという線引きがしっかりしていて、「誰々がまだ仕事しているから帰りづらいな…」とダラダラ残業することはありません。

・パソコンの画面をタッチして操作しようとした
比較的新しいモデルのパソコンはタッチパネルのものもありますが、全てにそんな機能が付いているわけではありません。そもそも今の若い世代は、パソコン自体をあまり使わないようです。確かに、スマホ1台あればほとんどのことはできてしまいますからね。

・紙でメモを取らず、写真を撮る、スマホに保存で済ませる
若い世代は驚くほどメモを取りません。なぜなら、スマホのカメラで撮影しておけば1秒で済みますし、見返すのも楽だからです。「仕事中に携帯を出すなんて…」と思ってしまう人もいるかもしれませんが、“メモ待ち”で説明が止まることがありませんし、せっかくのメモをなくす心配もありません。もちろん、彼らはまったく悪気はありません。

・FAXの存在を知らない
メールでデータのやり取りができるので、FAXの存在を知らない若い世代も多いです。電話番号と一緒に記載されているFAX番号の存在意義がわからない若者もいるかもしれませんので、優しく教えてあげてください。

・上司からの誘いを平気で断る
上司から「この後、時間ある?」と聞かれたら最後、大切な予定があってもキャンセルして上司と飲みに行く…というのは時代遅れです。今の若い世代は、上司からの誘いであっても断ることができます。少し寂しい気もしますが、まわりに振り回されず自身の予定を大切にする価値観を持っていることを理解しましょう。

◇年下世代がジェネレーションギャップを感じる瞬間【仕事編】

仕事面でも、若い世代が「信じられない!」とジェネレーションギャップを感じているシチュエーションはたくさんあります。

・先輩社員の仕事命な生き方に驚く
「24時間戦えますか?」という、あの某栄養ドリンクのあのCMを覚えていますか?若い世代は、先輩たちの“仕事命・仕事一筋”な生き方に戸惑っているようです。今あのCMが流れたら、若い世代はこう言うでしょう。「無理です」

・上司への遅刻の連絡をメールやLINEでしたら怒られた
LINEは相手が読んだかがわかるので若い世代にとっては安心ですし、時間を気にせず連絡ができるメールも非常に便利です。しかし、仕事の用件は電話で伝えるのが当たり前だと教わってきた世代は、メールやLINEでの業務連絡に違和感を覚えます。特に遅刻の連絡は、電話で受けたいと思っています。やむを得ずLINEやメールで連絡する場合には、スタンプや絵文字の使用はやめましょう。

・ベテラン社員のミスを指摘したら、場が凍り付いた
若い世代には忖度する文化はありません。「ミスはミス」であり、物怖じもしないので、ベテラン社員に対してもズバズバとミスを指摘します。上下関係なく、きちんと結果を見るのは良いですが、まわりはヒヤヒヤしているかもしれません。

・印鑑を斜めに押すってなぜ?
「先輩、印鑑曲がってますよ」なんて言われたことはないでしょうか。印鑑を斜めに押すことで「おじぎ」を示す文化があったことは、今の若い世代は知りません。そもそも、昔のように印鑑を持ち歩く文化も、今では薄れてしまったように感じますよね。

◇年上世代がジェネレーションギャップを感じる瞬間【小売店編】

ジェネレーションギャップを感じるのは会社だけではありませんよね。小売店では、こんなことでも世代差を感じてしまいます。

・後輩が「偽札だ!」と言うため駆け付けたら、ただの旧札だった
レジで慌てている若い世代のところへ駆け付けたら、それは偽札でなくただの旧札だったということは、意外とよく起こります。千円札は夏目漱石、五千円札は新渡戸稲造というイメージが強い方も多いかと思いますが、夏目漱石はまだしも、新渡戸稲造を知らない後輩はかなり多いかもしれません。

・後輩が「今度こそ本当に偽札です!」と言うので駆け付けたら、2千円札だった
確かに見なくなりましたが、二千円札もれっきとした日本の紙幣です。2000年の沖縄サミットを記念して発行されましたが、あまり流通しなかったため、2019年の刷新はありませんでした。しかし、沖縄では今でも普通に流通しているそうですよ。

・厄介なクレーム対応を代わってあげたのに、お礼は一言「あざっす!」
この後3日くらいは、顔を合わせた時にお礼を言ってもらいたいくらいの厄介なクレームでも、お礼は「あざっす」の一言。すぐにお礼を言ってくれるのは嬉しいけれど、「もう少し丁寧にお礼を言ってほしかった…」と、もやもやした気持ちが残ってしまいます。

・バイトが決まったのは良いが、「当日はズックで来てね」と言ったが伝わらなかった
ズックとは、綿や麻で作られた運動靴、つまりスニーカーのことなのですが、この言葉も残念ながら若い世代には伝わりません。「ズックで来てね」と伝えると、ポカンとした顔で何秒かフリーズしていたバイト君は、当日サンダルを履いて出勤しました。

◇年下世代がジェネレーションギャップを感じる瞬間【小売店編】

小売店での仕事中にも、若い世代は上世代のお客さんに対してジェネレーションギャップを感じています。

・セルフレジが空いているのに、有人レジに行列を作るお客さんたち
店員さんとのやり取りも不要ですし、後ろの人をそれほど気にせず小銭を探せるなど、何かと気楽なセルフレジ。しかし上の世代はなぜか有人レジに並びたがります。「セルフレジの方が早いし、安くなることもあるのに…」と思いながら、若い世代の店員たちは「セルフレジもご利用くださーい!」と大声で声掛けしています。

・キャッシュレスが便利なのに、頑なに現金にこだわるお客さんたち
消費税増税にともなって次々とキャッシュレス決済のシステムが導入されました。5%還元など、絶対にキャッシュレス決済の方が便利でお得なのに、現金へのこだわりがなかなか抜けない年上世代もまだ多いのです。

・シッカロール、メリケン粉、サビオ、巻尺といった謎の商品名
年配のお客さんから謎の商品名を告げられ、「お取り扱いがありません」と答えると、「ないわけないしょ!」と怒鳴られるなんて理不尽なことも。
ちなみに見出しの商品は、ベビーパウダー、薄力粉、ばんそうこう、メジャーです。この機に覚えておくといつか役に立つかもしれません。

昭和から平成、そして令和へ…ジェネレーションギャップは楽しむくらいの気持ちで

今回は、昭和世代と平成世代の間で起こりがちなジェネレーションギャップを紹介しました。令和に突入したことで、近い将来には、さらなるジェネレーションギャップをめぐる応酬が激化してくることが予想されます。

しかし、世代間の格差がなくなることは絶対にありませんし、あって当然のものです。神経質になってお互いにぎくしゃくするよりも、ゆるく楽しむくらいの気持ちで、世代間のコミュニケーションを深めるきっかけにしてみるのはいかがでしょうか。


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