導入事例
その他業態
【GENDA GiGO Entertainment】郊外店舗の新規オープンで目標1.5倍の集客達成
- 企業名
- 株式会社GENDA GiGO Entertainment
- 業態
- アミューズメント施設の企画・運営 等
- プラン
- プレミアムパネルアプリターゲティング基本プラン

・折込チラシでは届かなかったファミリー層に確実リーチ、来店計測で効果を可視化
・新店オープンで目標の1.5倍集客、折込チラシに比べコスト削減も実現
・クリエイティブ・配信タイミング・エリアを最適化し、来店意欲を喚起
全国約400店(海外含め約600店)のアミューズメント施設を展開する株式会社GENDA GiGO Entertainment。GiGOはGet into the Gaming Oasis(ゲームのオアシスに飛び込め!)の頭文字から命名されており、子どもから大人まで楽しめるリアルなエンターテイメントを提供しています。GiGOをはじめとしたさまざまな店舗を次々とオープンさせており、アミューズメント施設業界No.1を目指して躍進中の注目企業でもあります。
同社では2024年11月からShufoo!を導入し、新店オープンなどの告知を中心に活用しています。導入の経緯や活用方法、効果や今後の展開など、マーケティングご担当者様にお話を伺いました。
ターゲット層に届きやすく、来店計測もできる
――Shufoo!導入のきっかけを教えてください。
Shufoo!導入前は、折込チラシをメインに新店オープンの告知を行っていました。折込チラシは切り取り式クーポンで来店計測ができるのですが、購読者の高齢化により、ターゲットであるファミリー層には届きにくいという課題がありました。
また、デジタル広告はターゲット層へのリーチはできるものの、来店計測が困難でした。
Shufoo!であれば、この両方を実現できると考え、導入を決めました。
――導入の決め手はターゲットに届きやすいというところでしょうか。
Shufoo!はスーパーマーケットなどの小売業が多く利用しているように、30~40代のファミリー層の決定権をもつユーザー、特にお得な情報を探している方や購買意欲が高い方が多いと認識しています。そこが私たちがアプローチしたいユーザーと合致していました。またデジタル広告と比べると細かいエリアターゲティングを設定して情報発信ができるので、いわゆる無駄打ちを減らして来店の可能性が高いユーザーに集中的に配信できるという点、さらに来店計測の見える化で、費用対効果が検証できることも決め手になりました。
――他にも電子チラシサービスがある中でShufoo!を選んだ理由を教えてください。
やはりShufoo!が最も認知度が高く、利用者数も多いという点が決め手になりました。告知は見られてこそ意味があるので、この信頼性は重要でした。
クリエイティブにこだわり、適切なタイミングで配信
――具体的なShufoo!の活用方法について教えて下さい。
直近は毎月のように新店舗をオープンしており、オープン時が最も多くの人が集まるタイミングなので、新店告知をメインに活用しています。
都市部はもともと人流があり、特に告知しなくても集客できるため、郊外店舗にフォーカスして配信しています。こうした立地ではまず認知してもらわないと人が集まりませんから、店舗の存在を知ってもらうことが重要です。また、芸人さんを呼ぶなどのイベントを実施する際は、より多くの方に来場いただけるよう積極的に告知しています。
また週末の集客強化にも活用中です。子ども向けイベントを実施する際は、ファミリー層の週末のお出かけ先として訴求し、来店を促しています。イベントカレンダーを配信するなど、「行けば何かやっている」という期待感を持ってもらうことが、家族連れの来店促進には重要だと考えています。


――配信にあたって工夫している点などはありますか。
Shufoo!はスーパーやドラッグストアなど小売・流通業が中心で、私たちのような業種の掲載はまだ少ない印象です。そのため、アミューズメントならではのワクワク感や楽しさを演出しつつ、Shufoo!ユーザーが求める「お得感」も意識しています。「安い」「獲れやすい」といった具体的なインセンティブが伝わるよう工夫しています。
クリエイティブには特にこだわっています。「赤字覚悟!」「爆取れ」といったコピーに、スーパーの折込チラシ風のデザインを組み合わせるなど、さまざまな表現を試しています。デジタル広告とは異なり、Shufoo!というチラシアプリの特性に合わせた最適化が重要だと考えています。媒体ごとに「この媒体ならこのクリエイティブが効く」というものを作り分けています。
また、リンク先の公式サイトへの誘導も意識し、思わずタップしたくなるようなクリエイティブを心がけています。
――ターゲット設定や配信エリア、配信のタイミングなどはどのようにされていますか。
配信エリアは、店舗を中心に「車で何分」「徒歩何分」「電車で何駅」といった具体的な商圏を想定して設定しています。毎回シミュレーションをしていただいていて、配信数と照らし合わせながら、無駄なく効率的に効果が得られる最適なエリアを決定しています。特に郊外店舗では車での来店が中心となるため、店舗から半径〇キロといった円商圏で設定できる機能は非常に助かっています。
配信頻度は週1~2回、新店オープンの少し前から配信を開始しています。配信時間は、ユーザーが翌日の予定を立てるであろう夜8時~9時に設定することが多いです。また、週末の予定を立てる木曜・金曜の配信が特に効果的だと感じています。
コストパフォーマンスよく効率的な集客ができている
――導入効果が気になるところですが、いかがでしょうか。
現在、Shufoo!での配信は、ファミリー層との親和性が高く「獲れやすさ」を強みとするクレーンゲーム専門店「GiGOクレーンゲームオアシス」に絞っています。
ここまでの成果として、Shufoo!を活用した新店舗はいずれも当初の目標を大きく上回っています。特に宮崎県のGiGOクレーンゲームオアシス ベアーズモール清武では、目標の1.5倍の集客を達成しました。
私自身もオープン時に現地視察しましたが、想定以上の来店数で店舗オペレーションが追いつかないほどでした。お客様の層を見ても、ターゲットのファミリー層が中心。新聞折込では届きにくかった20~30代の若い世代や、平日夜・休日といった時間帯の来店が大幅に増加し、売上の底上げにつながっています。ファミリー層は滞在時間が長く、客単価の向上にも寄与しています。
――お客様の反応などはいかがですか。
来店者アンケートでは、デジタル広告をきっかけに来店された方が多く、「Shufoo!を見て来た」という回答も確認できました。こうした結果からも、折込チラシからの切り替えは正解だったと考えています。
社内的にも、新店舗の好調ぶりやファミリー層への訴求効果について手応えを感じており、現場スタッフのモチベーション向上にもつながっています。
私たちの部署は各店舗についている販促予算を預かり、広告出稿を担当しています。効果測定ができることで店舗側の納得感を得やすい点も大きなメリットです。「いくら投資して、どれだけの集客効果があったのか」を明確に示せることで、店舗との信頼関係が強化され、今後の戦略立案の精度向上にもつながると考えています。
――費用対効果についてはどうお考えですか。
コストパフォーマンスはいいと評価しています。エリアを絞って無駄なリーチはしていないので、コスト削減になっていることと、来店計測ができているのでCPA(顧客獲得単価)への換算もある程度正確に把握できています。平均客単価という面で考えても、コスパよく集客できていると感じています。
今後は別業態への展開も視野に
――今後の活用計画などありましたらお聞かせください。
基本は新店オープン時に活用する形で運用していますが、今後は再来店を促す目的で使っていくことも考えています。
またファミリー層の集客を強化したい店舗を中心に、配信店舗を拡大していけたらと考えています。デジタル広告と合わせて標準的なツールとして位置づけていくことになると思います。当社は「FUN VILLAGE」や「リトルプラネット」といった子ども向けのインドアプレイグラウンド事業も展開しています。こうした施設にも活用を広げていければと考えています。
――改善したい点などはいかがでしょうか。
コンテンツの更新をもっと頻繁にしていかなければと感じています。クーポン機能もまだあまり活用できていないので今後使っていきたいと考えています。
現状Shufoo!はスーパーなど小売りに重きを置いているサービスで、ユーザーもそういった層が多いかと思いますが、アミューズメントにも訴求できる媒体ですよという形でも認知を上げていただけると、そちらに興味があるユーザー層も増えるのかなと思っています。そうなることが私たちとしてもありがたいですし、そこは是非お願いしたいところです。
――最後に、Shufoo!を利用してよかった点について教えて下さい。
まず見える化できるという媒体としてのよさがあります。現場の勘にたよるのではなく、客観的な事実がわかるというのは大きいです。あとは活用にあたり色々と提案やサポートをもらえるのは非常にありがたいです。おかげさまで安心して出稿できています。仕組みだけ提供されてもここまでできなかったと思います。
――貴重なお話をたくさんいただきました。どうもありがとうございました。
【取材協力】
株式会社GENDA GiGO Entertainment (本社: 東京都港区 )
今回の事例でShufoo!をご活用いただいた「GiGOクレーンゲームオアシス」は、株式会社GENDA GiGO Entertainment様が展開するクレーンゲーム専門店ブランドです。
「獲れやすさ」を追求した店舗設計が特徴で、10円プレイコーナーや、チケット交換ができるバザールなど、ファミリー層が一日中楽しめる工夫が随所に施されています。
店舗情報や最新イベント情報は、下記の公式サイトをご覧ください!
▶ GiGOクレーンゲームオアシス 店舗情報
https://contents.gendagigo.jp/cranegame-oasis/




