導入事例 小売
【生活協同組合ユーコープ】らくらく投稿を活用して組合員を獲得!地域密着の組合員スーパーが作った、新時代の“デジタル・コミュニケーション”とは?

企業名
生活協同組合ユーコープ
店名
ユーコープ
業態
小売(スーパーマーケット)
プラン
基本プラン来店検知
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■ご利用プラン
【基本プラン】(98店舗で実施)
チラシ、タイムライン、ピックアップ、お気に入りクーポン、イベントカレンダーの5つの機能が使えるプラン。掲載自体は無料、ユーザーに見られた段階で費用が発生する形になり、ご予算に応じたプランニングが可能なメニュー。1店舗から利用可能
【来店検知】(11店舗で実施)
店舗にビーコンを設置、チラシ閲覧者がどこから来店したのか可視化できるメニュー
※来店検知は、ビーコン以外にもGPSなどがあります。詳細はお問合せください

内容は取材当時のものです。プランなど現在と異なる場合がございます。

~地域密着の組合員スーパーを展開する「生活協同組合ユーコープ」様の活用法~

「『人-社会-自然』の調和ある平和な社会の実現に貢献する」という理念のもと、地域密着型のスーパーを展開している生活協同組合ユーコープ。神奈川、静岡、山梨で98店舗を出店する同組合の特徴は、地域の住民や組合員のために店舗が成り立っていること。そのため、一般的なスーパーに比べ、組合員であるお客様と店舗スタッフの距離は近く、信頼関係の構築がより重要になっています。

そんなユーコープは、Shufoo!(シュフー)のタイムライン・らくらく投稿を通して、Shufoo!ユーザーとコミュニケーションを取り、信頼と組合員を獲得しています。今回は、営業企画・コミュニケーション推進部の塩脇氏と越川氏の2人にShufoo!の活用方法を聞いてきました。

POINT!!

・Shufoo!各機能の使い方
・らくらく投稿活用によって店舗スタッフのモチベーションを上げる仕組み
・データ分析による客観的な情報の収集
・継続して投稿するのが難しい。そんな店舗におすすめの方法は?
・投稿数と来店数の相関は?

現場の理解が進み、お気に入り登録が1年で1万人も増加!

左から塩脇氏、越川氏


―ユーコープは古くからShufoo!を導入している“老舗ユーザー”です。特に2020年から、積極的にShufoo!を活用されていますね。なぜ積極的になったんでしょうか?

越川氏「2013年からShufoo!を導入していましたが、その頃の弊組合では、デジタルを使った集客に消極的で、紙のチラシが中心でした。Shufoo!のプランを契約しているけど、活かしきれずにいました。けれど世の中のデジタル化が進み、集客も紙媒体からWebに移行しないといけないと、組織としても危機感を抱き始めました。その一方で、店舗側は紙のチラシで集客するという考えが根付いていました。また進め方が分からないため、現場の理解が得にくい状態でした。私が今の部署に配属になったのが2016年。その後、店舗にデジタルを使った集客の大切さを説明し、理解を得られたのが2020年。それから、店舗スタッフが自主的に、Shufoo!を活用しだしたんです」

―デジタルを使った集客や販促ツールは他にもありますが、なぜShufoo!なのでしょうか?

塩脇氏一番は、来店実績などの数値データが取得できること。店舗にBeacon(ビーコン)を設置すれば、来店状況が検知できるため、Shufoo!きっかけで来店したか否かが分かる。データ分析をすれば、有効な集客方法を推測できるので、無駄な費用を使わずに販促活動もできます」

越川氏「SNS的な機能である”タイムライン”があることも、Shufoo!の優れた点だと思います。SNSだとフォローをしてもらわないといけないですが、実はそこに労力がかかる。Shufoo!なら商圏内のユーザーに情報を届けることができるのがメリット。家にいるユーザーにお店の情報を届けられるんです。コロナ禍により、デジタル化が加速しました。2020年からShufoo!を積極的に使ったことで、お気に入り登録が2万5000から3万5000にまで増え、効果を実感しています」

スマホを使った「らくらく投稿」のおかげで作業時間は半分以下に

―Shufoo!の活用方法についてお聞きしたいです。ユーコープさんでは、スマホから投稿できる「らくらく投稿」※1を使って、お店の情報発信を行っています。使ってみた感想は?

塩脇氏「名前の通り、作業がラクですね。以前は、デジカメで撮った写真をパソコンに取り込んでから投稿しないといけないため、時間が取られましたが、今はスマホで撮って、スマホで投稿できる。投稿は店舗スタッフが作業の合間にしています。忙しいと、投稿に時間を割けないのですが、らくらく投稿だと、作業時間が以前の半分以下。投稿がしやすくなりました」

―らくらく投稿は、複数の機能(ピックアップ、イベントカレンダー、クーポン、タイムライン投稿)が付いています。集客するにあたり、これらの機能をどのように使っていますか?

越川氏「まずはピックアップ。これは、Shufoo!に載せているチラシの中から、商品画像を切り取り、オススメする商品を決定しています。今週はこの商品をピックアップしようと本部側で決め、一括して情報発信しています。イベントカレンダーは、その日のお得情報を掲載するために使っています」

―タイムラインはどう活用していますか?

塩脇氏「タイムラインは、SNS機能に近いため、お店の情報を発信するようにしています。地域や時期によって、発信すべき情報は変わります。例えば、『今日はこんな魚が入荷しました』『災害が起きたため、営業時間が変更します』といった情報は、お店から発信した方がいいですよね。このような鮮度が重要な情報を、タイムラインで発信するようにしています」

※1 らくらく投稿とは?
スマートフォンでも利用できる店舗情報発信ツール。投稿可能なコンテンツは、本部ではなく店舗主導による発信が多くなる「タイムライン」「ピックアップ」「イベントカレンダー」「クーポン」の4コンテンツ。店舗スタッフの投稿後は、店長などの承認者へ通知が送信され、修正の必要があれば差し戻すことも可能

投稿が結果にコミット。おかげで店舗スタッフのモチベーションがアップ!

―投稿は店長がしているんでしょうか? それとも店舗スタッフでしょうか?

塩脇氏「基本的には店長や副店長がしていますが、SNSが得意な店舗スタッフがいれば、その店舗スタッフに任せているお店もあります。店舗スタッフが投稿する場合、店長の承認がないと掲載されないので、誤報が世に出る危険もない。安心して情報発信できるのは良いですね」

越川氏「現場に立っている店舗スタッフが投稿するよう、推奨しています。お店のことは、現場にいる人が一番理解している。実は、らくらく投稿は、働くモチベーションアップにもなっているんです。閲覧数が見られるので、自分が頑張って投稿したものが、どれだけのユーザーに見られ、反応があるかが分かるのは、嬉しいんです。『Shufoo!の投稿を見て、来店しました』というお客様の声を聞き、自分の投稿が集客に繋がっていると分かる。店舗スタッフのモチベーションアップに繋がりました!」

―らくらく投稿は、閲覧回数、閲覧者数、お気に入り登録者数、閲覧されている時間帯の傾向といった、データ解析もできます。どのように活用されていますか?

塩脇氏「閲覧されている時間帯が分かるので、より効果的な投稿をしようとしています。まだ出来てはないんですが、『30代女性のお客様は、この時間帯に閲覧する傾向にあるので、そのターゲット層が好む投稿をしよう』と戦略を練り始めています。他に、意外な発見もありました。ある店舗では、長年、年齢層の高いお客様が多いと思っていたのに、Shufoo!でデータ解析したら、20代・30代ばかりが閲覧していると分かったんです。データを通じて、客観的な事実を知れたことは、大きいですね」

投稿を通じて、お客様との信頼関係を築く“デジタル・コミュニケーション”

―投稿がラクになったことで、効果はありましたか?

塩脇氏現在、11店舗にBeaconを設置し、その店舗だけのデータになりますが、効果は出ているようです。当初は、閲覧来店数が1%程度でしたが、らくらく投稿のおかげで投稿数が増えました。それに比例して、閲覧来店数も増えているんです。店舗平均だと4.17%。投稿数が多い店舗ですと、9.4%という高い数値を叩き出しています。投稿数が少ないと、閲覧来店数も少なくなるという傾向が出ています

―そもそもなぜ投稿数が、少なくなってしまうのでしょうか?

越川氏「忙しくて投稿できないことが一番の理由ですが、何を投稿していいのか分からないという声も聞きます。現場の店舗スタッフはどうしても、商品の投稿をしたがる傾向にあります。でも、些細な出来事でいいから、投稿して欲しいと伝えています。ある店舗の軒先につばめが巣を作ったので、『つばめの雛が生まれました』と投稿したんです。するとお子さんを連れてつばめの雛を見に来てくれたそうです。こういう投稿を見ると、気分がほっこりしますよね。すると、お店とそこで働く店舗スタッフの印象も良くなるんです」

塩脇氏反響の大きい投稿は、商品に関する投稿ではありませんでした。あるお店では、3月のひなまつりの時期に、顔出しパネルを作ったんです。お内裏様とお雛様がプリントされた顔出しパネルに、お客様が顔出し。それを記念撮影し、毎日投稿したら、反響がすごかった。来店後に、撮影にご協力いただいたお客様が、家で投稿をチェックし、家族談話のきっかけになったようです。その店舗では、ひなまつりシーズンは毎日、顔出しパネルの写真を投稿し、一時期、ユーコープの投稿ランキングの上位を独占していました。反響のあまり、お客様の方から、顔出し写真をShufoo!に載せて欲しいと逆指名があったほど!」

越川氏「わたしたちユーコープは、組合員によって成り立っています。お店と組合員の距離が近くないといけません。Shufoo!の投稿を見てもらい、組合員やまだ組合員ではない地域の方々が親しみを抱き、楽しい気持ちで来店していただく。良い店だと思った地域の方々が組合員になり、信頼があるから安心して買い物をしてもらえる。その信頼関係を築くツールが、Shufoo!なんです

商圏エリアを設定できるShufoo!は、地域密着を目指すユーコープにぴったりのツール

Shufoo!の使い方を店舗スタッフに丁寧に教えたことから受け取った感謝状


―Shufoo!の投稿を見て、組合員になった方は、いますか?

塩脇氏「具体的な数字は分からないのですが、星の数ほどいます。組合員数を増やすため、現場に立つ店舗スタッフの協力は不可欠です。そんな、店舗スタッフをバックアップするのが、わたしたち本部の職員なんです。Shufoo!の使い方が分からないと言うお店の問い合わせに、丁寧に答え、時には実際に店舗に赴き、一緒に投稿しました。そのかいもあって、先日、感謝状をもらったんです。Shufoo!の使い方を教えてくれてありがとう、という感謝の気持ちをしたためてくれた感謝状を手にした時は、感激しましたね」

―それは、嬉しいですね。Shufoo!は、どのようなタイプのお店に有効なツールだと思われますか?

越川氏「ユーコープの店舗の商圏は、500メートルと広くありません。そのため地域密着が鍵となります。地元の方とのコミュニケーションを取るために、Shufoo!を活用しています。Shufoo!は商圏内の人に向けて、情報発信できるよう設計されており、私たちのスタンスと合致しています。そういった意味では、地域密着を目指すお店さんには、ぜひShufoo!を使ってみて欲しいですね」

―素敵なお話、ありがとうございました。

【取材協力】
生活協同組合ユーコープ(本社:神奈川県横浜市)
『人-社会-自然』の調和ある平和な社会の実現に貢献する」という理念のもと、地域密着型のスーパーを展開している。神奈川、静岡、山梨で98店舗を出店する生活協同組合。
https://www.ucoop.or.jp/

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