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【初心者必見!】チラシにQRコードを付ける効果的な方法と注意点
せっかくQRコードを作成しても、ポイントを抑えなければ高い集客にはつながらないケースもあります。実際にどれくらいの人がQRコードからWebサイトへアクセスしてくれるかを把握したうえで、より集客効果を高めていく工夫を施すことが大切です。この記事では、チラシにQRコードを記載する方法と、その効果を上げるためのポイントを解説します。
目次
QRコードからのアクセス率はどれくらい?
QRコードを効果的に活用するには、まず”どんな人”が”どれくらい”QRコード経由でWebに訪れるのかを理解しておくことが大切です。日本ダイレクトメール協会(JDMA)が2019年12月に実施した「DMメディア実態調査」によれば、Webに誘導するタイプのダイレクトメールを受け取った経験がある人は64.3%で、そのうちQRコードを利用してWebにアクセスした人は40.2%※1となっています。特に20~30代男性のアクセス率は50%以上で、半数以上の方が紙からWEBに遷移している傾向があります。
※1 参照元:日本ダイレクトメール協会(JDMA)「DMメディア実態調査 2019」報告
QRコードの効果を高める3つのコツ
チラシのQRコードからのアクセス率を高めるには「レイアウト」「キャッチコピー」「QRコードの設置場所」の3つにこだわることが大切です。それぞれのポイントについて解説します。
アクセスしたくなるレイアウトを工夫しよう
QRコードだけを記載しても、アクセスしたら何の情報があるのかが伝わりません。アクセス率を高めるためには、QRコードの遷移先にどのような情報が掲載されているのかを知らせるキャッチコピーを添えてみましょう。
キャッチコピーの文字を目立たせたり、QRコード周りを枠で囲むなどレイアウトを工夫して視認性を高めることで、QRコードからアクセスしてもらいやすくなります。ただし、あまり多くの情報を載せるとかえって見づらくなりますので、スッキリした仕上がりになるように、ある程度余白をとるなどしてシンプルなレイアウトを心がけてください。
キャッチコピーにもこだわろう
QRコードへのアクセスに結びつけるためには、消費者にWEBにアクセスしたらどんなメリットがあるのかを伝える必要があります。例をあげて説明します。
例【キャンペーンのLPに遷移させたいとき】
プレゼントキャンペーン実施中→ドリンク1杯無料サービス
どんなプレゼントかがわからないとアクセスしにくいため、プレゼントを明記することで、潜在顧客にアピールすることができます。
【SNSのフォローをしてもらいたいとき】
Instgramをフォロー→SNSフォローでお得な情報をGET!
SNSをフォローすることで、読者にどんないいことがあるのかを伝えることで、どんなSNSなのかを見てもらいやすくなります。
キャッチコピーはできるだけ短い文言でまとめ、文字の色は背景と同系色にならないように注意してください。フォントの大きさも工夫して、目立たせることが大切です。また、無理なく提供できるプレゼントやサービスと絡めて、情報の訴求力を高めることも大事です。
両面印刷なら表裏に入れよう
チラシが両面印刷であれば、QRコードを表裏の両方に入れたほうがユーザーの目に留まりやすくなります。片面に複数のQRコードを入れるよりも、両面に1ヶ所ずつ入れるほうが視認性は高まるはずです。
ただ、両面印刷では紙の厚みに気をつける必要があります。薄手の紙だと裏写りしてQRコードが読み取れないこともありますので、用紙選定時にきちんとチェックしておくことが大切です。具体的な紙の厚さとしては、0.1mm程度(90㎏)を目安にするといいでしょう。
また、コート紙などの光沢の強い紙は、光を反射してしまってQRコードが読み取りづらい場合があります。QRコードを印刷するときは、ツヤのないマット紙を選んでみましょう。
チラシにQRコードを埋め込むときの注意点
チラシにQRコードを埋め込むときには、QRコードのサイズやデザインなどに注意が必要です。気をつけるべきポイントごとに解説します。
サイズが小さいと読み取れない
QRコードはサイズが小さすぎると読み取れない場合があるため、注意が必要です。
小さくても15×15mm以上にしましょう。この大きさを下回ると、カメラによってはピントがあわず、読み取れない場合があります。解像度は300〜350dpiを目安とし、粗い画像にならないように気をつけましょう。
入稿する前に、一度実寸大で印刷してみて、iPhoneとAndroidの両方で読み取ることができるかを試してみてください。
ハッキリと目立つデザインにする
QRコードは色付きでも問題はないですが、読み取りやすさの点では白黒が推奨されています。特に色づかいにこだわりがない場合は、白黒を選んでおくほうが無難です。
また、QRコードの周りには白い縁を付けるようにしましょう。白縁がないと背景と同化し、読み取りにくい場合があります。
複数QRコードは1つにまとめる
複数のQRコードを近くに並べて配置してしまうと、うまく読み取れないので注意が必要です。QRコードを複数設置したい場合は、1つのQRコードにまとめたほうがスッキリします。
「QRのススメ」では、タイトルとURLを入力すると、簡単に複数のURLを1つQRコードにまとめられるので便利です。
QRのススメ
https://qr.quel.jp/form_omatome.php
「QRコード」は商標登録あり
「QRコード」「フレームQR」という文言は株式会社デンソーウェーブの登録商標になります。そのため、「QRコード」の文言で商用利用する場合は、デンソーウェーブに相談する必要があります。商用利用しない場合でも、登録商標文の記載が必要です。
こちらを避けたい場合は「QR」「スマホサイトはこちら」「HPはこちら」などの記載にするようにしましょう。
QRコードの作成方法
QRコードを作成すること自体は、とても簡単な手順で行えます。Webから無料でQRコードを作成できるサイトにアクセスして、手順通りに作業を進めれば作成できます。先ほどご紹介した「QRのススメ」の手順を紹介します。
- アクセスさせたいURLを入力し、「OK」をクリック
- サイズ、色を選択し、「ダウンロードする」をクリックする
「QRのススメ」で作成したQRコードは無期限で商用利用もOKです。その他サイトを利用する場合は、商用の利用ができるかを事前に確認して使いましょう。
また、QRのススメでは、QRコードからメールを起動させたり、デザイン付きを作成できたり、地図情報を埋め込むこともできます。ユーザーが使用している言語に自動翻訳してくれる多言語QRコードという機能も備わっているので、観光関連のお店やサービスを提供している企業にもおすすめです。
QRコードからのアクセスを計測しよう
QRコードの効果を図るためには、QRコードに計測用のパラメータを付ける必要があります。下記手順を参考に、作ってみましょう。
≪手順≫
- QRコードからアクセスさせたいURLを決める
- 「URL生成ツール」で1のURL、キャンペーン名などを入力
- 完成したパラメータ付きのURLを、URL作成サイトに入力し、QRコードを作成する
パラメータ付きURLで作成したQRコードからのアクセス状況は、Googleアナリティクスで確認可能です。クリエイティブのテストを行いたい場合や、エリア別の数字を確認したい場合は、それぞれ別のキャンペーン名を設定し、ABテストの検証を行ってみましょう。
チラシによる集客効果を高めるためには、数値の原因の仮説を立て、PDCAをまわしていくことが重要です。繰り返し検証を行うことで、より効果の高いチラシを作ることができます。
紙のチラシを作るなら電子チラシとの併用がおすすめ!
紙のチラシを作成するときは、電子チラシも併用すると効果的です。理由としては、電子チラシは入稿データがあれば印刷のコスト・手間なく配信ができるので、他の施策と組み合わせるよりも効率がいいからです。紙のチラシだとアクセス数しか計測できませんが、電子チラシを使うことで様々な計測が可能です。
Shufoo!(シュフー)で計測できる3つのこと
小売企業に一番人気のチラシ、クーポン、イベントの告知などがセットになった基本プランで計測できることをご紹介します。
1.日別・チラシ別の閲覧人数、閲覧回数
QRコード同様、チラシを何人に見られたのかがわかります。
2.チラシを見たユーザーの属性
性別、年齢、お住いのエリアがわかります。
実際にチラシを見た人がどのエリアに住んでいるかがわかるので、商圏の最適化や、折込チラシを配信する際の配信エリアの参考にすることもできます。
3.お気に入り店舗数
Shufoo!にはお気に入り店舗登録の機能があります。商圏内にお住いのユーザーが気に入ってくれれば、お店のお気に入り登録をしてくれ、常に最新の情報をお届けすることができます。さらには、クーポンの配信を行い、来店促進につなげることも可能です。
Shufoo!ならリンクを付けて自社サイトへの誘導もできますので、自社サイトへのアクセス数を増やすことにもつなげられます。
まとめ
QRコードを経由してWebにアクセスする人は増えているため、チラシの作成時にスマホユーザーに対してどのようにアプローチするかを考えることが重要になってきています。QRコードのレイアウトやキャッチコピー、配置場所などを考慮して、ユーザーが思わずQRコードからWebにアクセスしたくなるチラシを作成しましょう。また、紙のチラシの集客効果を高めるには、電子チラシの活用が欠かせません。Shufoo!なら紙のチラシを作成したデータをそのまま利用でき、集客効果の測定も手軽に行えます。集客リーチを広げて新たな顧客を獲得するために、ぜひShufoo!を活用してみてください。