コラム 販促・集客
地域の方に情報を届けたい!新聞折込チラシの基礎知識

2020年12月23日
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執筆者
オーズ合同会社 方山 敏彦

オーズ合同会社 方山 敏彦

ビジネス書を中心とした出版社を10年経営し、既存の出版業だけに留まらず電子書籍・動画・通販・Web広告・SNS運用支援など、クライアントの要望に応え包括的なプロデュースとコンテンツ制作を行っている。 会社代表者と15年以上にわたる豊富な執筆経験をもとに現役ライターとしても活動しており、Webマーケティング・販売・流通・労務管理・人材採用・知財法務・教育・IT活用などの分野で幅広くコラムを執筆中。著書に『ザ・ウェブライティング』(ゴマブックス)がある。

新聞折込チラシの部数が減少しているのはよく聞く話。しかし、大手企業が新聞折込チラシを辞めないのには理由があります。
新聞折込チラシって効果あるの?どんな効果があるの?実際出稿する時の流れは?など、新聞折込チラシの基本についてを解説します。

新聞折込チラシとは

新聞折込チラシとは、新聞にチラシを挟みこむ形で、新聞購読世帯にアプローチができる広告媒体です。新聞と一緒に届くことで、広告に対する信頼度が高いのが特徴であり、特定のエリアから全国まで配布できます。

マイボイスコムの「折込チラシに関するアンケート調査(第4回)」※1によると、折込チラシを見る人は新聞購読者の9割弱で、ほぼ毎日見ると回答した方が約6割でした。
また、折込チラシを見た人の直近1年以内の行動として、折込チラシ掲載の店舗に行くと回答した方が約6割となっており、集客効果の高さが見受けられます。

新聞の購読者が減っているとはいえ、各企業が折込チラシをやめないのは、効果が出ているということでしょう。

※1 参考:マイボイスコム株式会社「折込チラシに関するアンケート調査(第4回)」

新聞折込チラシの特徴

新聞折込チラシを出稿するメリットとしては、新聞の休刊日以外は毎日配布するタイミングがあるので、タイムリーに情報を伝え、認知・来店のきっかけにつなげることができます。セールなどお買い得な情報がある場合は、セールを行う前日や当日の朝刊にチラシを折込むことで、行動を喚起しやすいといえます。

一方で、新聞購読者にしか配布できない点はデメリットです。新聞折込チラシを出稿するときには、自社がターゲットとする顧客層が「新聞折込チラシを好む世代なのか?」「そもそも新聞を購読しているのか?」といった見極めはとても重要です。
出稿前の事前準備として商圏分析などを行い、有効な広告手段となり得るかを判断してみましょう。

関連記事▶商圏分析が最重要!エリアマーケティングの基礎と実践ステップ

新聞折込チラシの役割と向いている業種

新聞折込チラシはお得な情報の掲載が多いため、チラシを見る消費者は「何かお買い得なものはあるかな?」というマインドで見ている人が多いです。そのため、頻繁にセールを行うスーパー、ドラッグストア、アパレル業などに向いています。「明日〇時からのタイムセール!」といった情報をタイムリーに届けられるので、生活者の興味・関心をうまく惹きつけられます。

また、毎週決まった曜日に配布することで「あそこのお店は〇曜日がお得」という情報を覚えてもらいやすくなり、リピーターを増やすことにもつなげられます。「繰り返し利用すれば〇割引!」「今ならお試しキャンペーン中」といったアプローチもできるので、定期的な利用を促したい宅配サービス業や美容室、学習塾なども向いています。

そして、新聞折込チラシは広告としての信頼性が高いので、高価格帯の商品を販売する不動産業にも向いています。

得意とする世代は?

新聞折込チラシは、新聞を購読している主婦層や高齢者層との相性が良い広告媒体であり、読者の年齢があがるほど影響力が強いという特徴があります。

Shufoo!(シュフー)で行った生活者調査によると、50代では約6割の方が新聞折込チラシによって、買い物への影響を受けるということがわかりました。

一方で、20~30代においては紙のチラシよりも、電子チラシに影響を受けるようです。

ポスティングとの違い

チラシの配布という点では、新聞折込チラシの他にもポスティングがあげられます。ポスティングはチラシ以外のもの(カタログ・パンフレットなど)も配布可能です。新聞を購読していない世帯にも情報を届けられるのが特徴です。

新聞折込チラシは新聞販売店単位で、一定のエリアに区切ることができます。戸建てのみ・マンションのみといったより細かい配布を行いたい場合には、ポスティングを利用してみると効果的です。

新聞折込チラシの費用対効果

新聞折込チラシで効果をあげるためには、反響率のチェックや費用面から見た配布効果を測定する必要があります。効果を改善するポイントも含めて解説します。

新聞折込チラシの効果

新聞折込チラシは、ポスティングチラシや街頭で配布するビラよりも、家に届くためじっくり読んでもらえる可能性が高いです。また、保存性が高いため、商材によっては効果が長く続くといった特徴があります。

関連記事▶折込チラシの効果とは?費用対効果を高める3つの具体的なポイント

反響率

新聞折込チラシを配布してどのくらいの効果があったかを判断する方法としては、反響(反応)率のチェックがあげられます。新聞折込チラシにおける反響率とは、チラシを配布したことで実際にどれくらいの来店や問い合わせがあったのかを示す割合を指します。

反響率の計算方法は「反響数(反応数)÷チラシの配布枚数×100」で算出します。

業種にもよりますが、一般的に新聞折込チラシの反響率は0.01~0.3%と言われています。5万件配布して5~150人が反応してくれる割合ですので、配布部数を決める際や配布後の検証をする際は参考にしてみてください。

関連記事▶折込チラシの反響率ってどのくらい?効果測定に必要な4つの準備

集客効果を高めるポイント

チラシを配布しても思うように効果が出ないときには、ターゲット層が住んでいるエリアにチラシが配布されていなかったり、チラシを読んでもらえる時間帯がズレていたりする可能性があります。そのため、配布エリアや配布日(時間帯・曜日)が適切であるかを見直してみましょう。

配布する曜日について押さえておきたいポイントは、金曜日や土曜日は週末の予定を立てるタイミングなのでそれを見越して多くのチラシが配布されがちと考えられる点です。逆に日曜日や木曜日はチラシの配布数が少ないことが多いと考えられます。業種によってはあえて目立ちやすい日に配布するという手法も考えられます。

新聞折込チラシを配布するまでの流れ

新聞折込チラシをスムーズに配布するためには、全体的な流れを押さえておく必要があります。出稿の手順としては、まずチラシのサイズ、紙質、色数等を決めてデザインを行い、印刷会社に入稿します。

デザインは、修正などを考慮して、2週間程度の期間を見込んでおきましょう。折込日の3~4日前には新聞販売店にチラシが納品されている必要があるので、逆算して配布スケジュールを組んでおく必要があります。

チラシの準備と並行して、配布計画の打ち合わせを行います。配布エリア・配布枚数・折込日などを決めていきます。

直前のお申込みになってしまえば、特急料金がかかったり、チラシにミスがあっても修正する時間がなくなったりしてしまいます。基本的なポイントを押さえた上で、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。

新聞折込チラシのサイズの決め方

新聞折込チラシのデザインに取り掛かる前に決めなくてはいけないのは、サイズになります。最も多いサイズはB4サイズです。新聞のサイズとあっているため、折加工がいらなく、値段を抑えることができますが、他のチラシに埋もれて気付いてもらえないということもあり得ます。
コストを重視するのか、目に留まる形・サイズを重視するのか、反響率に影響を与える大切な要素なので、しっかりと戦略を持って決めましょう。

関連記事▶折込チラシのサイズの決め方|デザイン前に知っておきたいポイント

反響率を高めるデザインのコツ

反響率をアップするためには、受け取った消費者に自社の商品・サービスの良さを”一瞬で”伝える必要があります。
なぜなら、チラシを見る時間はわずか2秒といわれているからです。

伝えたい情報はたくさんあると思いますが、情報を詰め過ぎると、結局は”伝わらないチラシ”になりかねません。メインの商品を決めて、シンプルでわかりやすいチラシ作りを心がけましょう。チラシのデザインについて悩んだときには、以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事▶折込チラシのデザインは言語化から始まる!4つのコツとテクニック

印刷・納品

新聞折込チラシのデザインデータができ上がったら、印刷会社に印刷を依頼します。修正などに備えて、データのバックアップを取っておくことが大切です。

印刷コストだけで業者を選んでしまうのではなく、チラシの反響率を高めるためのアドバイスを行ってくれる業者を選ぶことが肝心です。チラシの納品については、印刷会社が納品まで行ってくれるケースと新聞販売店に直接持ち込むケースがあります。

新聞折込チラシを検討の方は電子チラシとの併用がおすすめ!

新聞折込チラシは新聞を購読している人に向けて、直接情報を発信できる効果的な広告媒体です。ただ、新聞を購読していない人には情報を届けられないので、別の広告媒体とうまく組み合わせることも重要になります。

電子チラシを活用すれば、新聞折込チラシでカバーできないターゲットにもアプローチができるので効果的です。また、電子チラシであれば折込チラシで作成したデータを2次利用できるので、新たにデザインを行う必要がなく手軽に取り組めます。

電子チラシを併用することで、どのような効果を期待できるのか紹介します。

電子チラシとは?どんな特徴があるの?

電子チラシとは、チラシをWEB上で見ることができるサービスです。電子チラシの他に、WEBチラシやネットチラシとも呼ばれます。
電子チラシは紙のチラシとは異なり、20~40代への影響力が高いのが特徴です。効果的な情報発信を続けていけば、店舗の認知度を高めたり集客につなげられたりします。

実際に見られているのかわからないといった計測がしにくい紙のチラシと違い、どのくらい見られているのかや、商圏内のどんな人(年代・性別など)が閲覧したかを確認できるため、品揃えや販促活動に活かしていけるのもメリットです。紙のチラシでは印刷に時間がかかりますが、電子チラシなら入稿するだけなのでデザインの変更も行いやすく、印刷の時間・コストをカットできます。
同じ素材データを用いて紙とWEBのチラシ双方に出稿すれば、幅広い年代に告知をすることができます。

Shufoo!を活用するメリット

電子チラシのShufoo!(シュフー)は、国内利用率No.1の電子チラシサービスです。20~40代の子育て世帯を中心に1600万人※2のユーザーが利用しています。また、ユーザーの73.5%が新聞の非購読者のため、新聞折込チラシでカバーできないターゲット層にも情報を発信できます。

Shufoo!の来店調査では、折込チラシよりも集客単価が安いという結果が出ています。理由として、電子チラシのユーザーは自らお得情報を探している能動的なユーザーである点が挙げられます。

※2 ASPを含めた数値です。2019年12月時点

まとめ

新聞折込チラシは幅広く情報発信する手段として向いており、ポスティングよりも信頼度の高い広告媒体です。配布する曜日や配布エリアなどをリサーチした上で、売りたい商品・サービスに適したチラシを作成してみましょう。ただ、新聞折込チラシでは新聞の購読者にしか情報を届けられないので、電子チラシとの併用を考えるのも有効な手段です。商圏内のターゲット層にできるだけ広く情報を届けたいと感じたときには、是非Shufoo!を活用してみましょう!

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