導入事例
その他業態
【警視庁】「自治体・官公庁向けプラン」の導入で、チラシを見る主婦の習慣に広報紙を!
- 企業名
- 警視庁
- 業態
- 自治体・官公庁
- プラン
- 自治体・官公庁プラン
目次
内容は取材当時のものです。プランなど現在と異なる場合がございます。
安心安全の情報を広く都民に届けたい
~「警視庁 広報課」の活用法~
Shufoo!(シュフー)は、自治体や官公庁においても地域住民へ広く情報をお届けするために活用されています。
今回伺ったのは警視庁広報課。
警視庁は少し堅いイメージがありますが、広報課では柔和なイメージの女性達が活躍されていました。警視庁では、2014年9月よりShufoo!を導入いただき、現在でも『広報けいしちょう』を掲載しています。 『都民の方に広く安心・安全の情報を届けたい』その思いを胸に『広報けいしちょう』を担当する齋藤氏・西川氏に、Shufoo!の活用方法についてお話を伺いました。
・折り込みチラシでは届かない層へ、Webで見られる広報紙を ・ついでに広報紙を見てもらえる ・抽選応募ハガキ10,000通超え!過去最高数を記録! ・広報紙を通して警視庁を身近に感じてもらう ・採用活動やボランティア募集の告知にも有効活用 ・長期的な運用で見えてきた効果と警視庁内での評価 ・Shufoo!の強みを活かしたタイムリーな情報配信
― 「広報けいしちょう」は、もともとどのような目的で制作されていますか?
「広く都民の方々に対して、生活の安心安全の情報を『広報けいしちょう』の記事を通して届けていきたいという想いと、警察活動に対するご理解とご協力をいただきたいという、2つの目的で定期的に発行しています。1回につき320万部発行しており、警視庁としては一番大きな媒体です。9割は新聞折り込みに入れていますが、より広く一般の方に見ていただけるよう、警察署の窓口や区役所、公共施設などにも置いています」
折り込みチラシでは届かない層へ、Webで見られる広報紙を―
-Shufoo!を導入したきっかけを教えてください。
「年々、目に見えるように新聞の発行部数が減少し、『広報けいしちょう』の発行部数も減ったことで、世の中の新聞離れを感じていました。そんなとき、主婦の方を主な対象とした、スマートフォンやタブレットなどインターネット端末からチラシが見られるアプリがあるとご紹介いただき、導入することを決めました」
-Shufoo!のユーザー層について、どのように考えていらっしゃいますか?
「官公庁なので、あらゆる情報を老若男女問わず平等に伝えたいという想いはありますが、Shufoo!のユーザー層にはお子さんをお持ちの方も多いと思うので、子供向けの防犯対策について知っていただけるのは非常に良いことですね。また、主婦の親世代には『オレオレ詐欺』などの特殊詐欺が心配という方も多いですよね。ターゲットを絞ることでより内容が伝わりやすくなると思います」
チラシを見るついでに広報紙を見てもらえる
-Shufoo!の評価ポイントを教えてください。
「やはり、主婦の方がスーパーなどのチラシを見るついでに、広報紙も見てもらえるという点は、非常にメリットだと感じています。また、新聞折り込みの場合、配布して実際にどれくらい閲覧されているのか分かりませんが、Shufoo!の場合はPV数が明確に分かるので、いいですね。配信日にはユーザーにプッシュ通知されるので、その日はPV数が非常に伸び、見ていただけていることを実感します。PV数が上がれば上がるほど、やはり効果はあるのだなと感じています」
―Shufoo!を導入してみて、反響はいかがでしたか?
「『広報けいしちょう 』では、毎回ハガキでアンケートをとっているのですが、Shufoo!を始めてから届くハガキの数が増加傾向にあります。『広報けいしちょう』の発行部数が減っているにも関わらず、ハガキの数が増えているということは、効果があるのだなと感じています」
抽選応募ハガキが10,000通超え!過去最高数を記録!
「2019年1月に発行した号では、クロスワードに答えてプレゼントが当たる、という企画も行いましたが、10,000通を超える応募ハガキをいただき、効果を実感できました。これまでは1,500~4,000通ほどで、新聞折り込みがまだ多かった頃と比較しても、過去最高の記録となりました」
広報紙を通して警視庁を身近に感じてもらう
「また、このときのアンケート内容への回答で、『警視庁って堅いイメージがありましたが、クロスワードとは驚き!こんなに楽しい企画を考えるのですね』『クロスワードを子どもと一緒に楽しみながら広報紙を読みました』といった声をいただきました。広報紙を通して、警視庁の存在を身近に感じてもらえることは非常に嬉しいですね」
採用活動やボランティア募集の告知にも有効活用
-採用情報やボランティア募集についても掲載されていますが、反響はいかがでしょうか?
「2018年1月号の、『新年、新たに始めてみませんか?』という特集で採用情報や防犯ボランティアの募集、自転車の安全教室の案内などをまとめて掲載しました。例年に比べると応募数も増加し、担当部署から喜びの声をいただきました。このような情報も皆さまが必要としている情報なのだと感じています」
-2014年から長期にわたり活用いただいていますが、記事作りで工夫されていることや、反響が大きかった記事の傾向などあれば教えてください。
「 2018年9月号のトップに『自転車のマナー』について掲載しました。このような老若男女を問わない記事は、トップに掲載するとよく見ていただける傾向があります。○×クイズを入れ、どなたにもわかりやすい内容になるよう工夫しました。また、読んでみたいと思っていただけるようなデザインも意識しています。2019年1月号のPV数が伸びたのは、全体のデザインを一新したことが関係していると思います」
-現在、どのような体制で運用されていますか?
「『広報けいしちょう』の作成は、現在私たち二人で行っています。記事内容の考案から完成までの一連の作業から、プレゼントの発送まで二人で担当しています。記事の作成は、部内各課から依頼などもあり、全体で協力して行っています。 Shufoo!の入稿に関しては、Shufoo!のご担当者様に依頼しているため、特に負担はないですね。『広報けいしちょう』の各記事から、関連するURLへの遷移など細かい設定もお願いしていて、非常に助かっています」
長期的な運用で見えてきた効果と警視庁内での評価
-Shufoo!の警視庁内での評価はいかがでしょうか?
「PV数などのレポートを会議で報告していますが、特に2019年1月のアンケート回答ハガキが10,000通を超えたことは、警視庁内でも驚かれました。ここ最近、PV数が伸びてきたことに加え、ハガキの数やボランティアへの応募が増えたことなど、実際に目にみえる反響があったことで、警視庁内でも非常に効果があると評価されています。『広報けいしちょう』に掲載すれば何かしら反響があるのでは、と各課から期待され記事掲載の依頼も多くあります」
Shufoo!の強みを活かしたタイムリーな情報配信を―
-Shufoo!を活用して、今後やってみたい施策や企画していることはありますか?
「今後も定期的な掲載を続け、皆さんのより関心の高いタイムリーな情報を届けていきたいと考えています。例えば、来年のオリンピックに向けたチケット詐欺の注意喚起や、新元号に伴うトラブルなど予想される犯罪やトラブルについても触れていきたいと思っています。 また、今後さらにスマートフォンやタブレット端末から情報を得る方が増えていくと思うので、興味を持っていただけるよう新しい企画を検討していきたいと思っています」
―ありがとうございました。