コラム 販促・集客
配布しても効果がない?ポスティングの特徴と集客を高めるポイント

2020年12月24日
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執筆者
オーズ合同会社 方山 敏彦

オーズ合同会社 方山 敏彦

ビジネス書を中心とした出版社を10年経営し、既存の出版業だけに留まらず電子書籍・動画・通販・Web広告・SNS運用支援など、クライアントの要望に応え包括的なプロデュースとコンテンツ制作を行っている。 会社代表者と15年以上にわたる豊富な執筆経験をもとに現役ライターとしても活動しており、Webマーケティング・販売・流通・労務管理・人材採用・知財法務・教育・IT活用などの分野で幅広くコラムを執筆中。著書に『ザ・ウェブライティング』(ゴマブックス)がある。

今回は、ポスティングの実施を検討している方のために、

  • ポスティングの基本的な特徴
  • 費用対効果
  • ポスティングの種類
  • ポスティングと比較されやすい広告手法のご紹介

を解説します。
ポスティングを実施すべきか判断するために、基本的な特徴を押さえておきましょう。

ポスティングの特徴と費用対効果

ポスティングを効果的に行うためには、メリット・デメリットを含めた特徴を理解することが大切です。費用や反響率から見たときの広告媒体として、ポスティングが適しているかを見ていきましょう。

ポスティングとは?

ポスティングとは、チラシなどを各家庭のポストに直接投函する行為のことを指します。チラシ以外にも、化粧品や調味料などのサンプルを配布することができ、認知拡大や集客に期待できる販促手法です。

チラシの配布方法としては、ポスティングの専門業者に依頼をする方法と、自社で配布をする2つの方法があります。費用や配布にかかる時間などを考慮した上で、自社にあった方法で配布を検討してみましょう。

ポスティングのメリット・デメリット

ポスティングは特定のエリアに配布することに向いていますが、一方でいくつか気をつけるべき点もあります。どのようなメリット・デメリットがあるかを紹介します。

ポスティングのメリット

メリットは、各家庭のポストに直接届けるので”視認性が高い”ところです。継続的な配布を行うことで自店の認知度を高め、集客につなげられます。

また、配布物を用意しておけば、いつでも好きなときに配布を依頼できることも良い点です。チラシの配布を禁止している場所以外であれば、販促したいタイミングですぐに潜在顧客にアプローチできます。

ポスティングのデメリット

ポスティングのデメリットとしては、一軒ずつ配っていかなければならないため、配布数が限定される点があげられます。配布数を多くしようとすれば、それだけ人件費がかかってしまうので費用対効果をよく見極める必要があります。

また、新聞折込チラシなどと比べて、広告媒体としての信頼度が低い点にも注意が必要です。

ポスティングの費用対効果

ポスティングで成果を出すには、費用と効果のバランスを見極めることが重要です。反響率なども踏まえた上で、どのような配布をしていくのかを決めていきましょう。

費用

ポスティングにかかる配布費用は、配布するエリアや時期によって異なりますが、A4サイズ1枚あたり4~8円程度といわれています。デザイン費や印刷費も含めると、5,000部のチラシを作成して配布するのに5~15万円程度はかかります。

関連記事▶ポスティングチラシの費用相場は?節約ポイントも解説!

反響率

反響率とは、実際にポスティングをしたことによって、どれだけの反応(来店やお問い合わせ)があったのかを示す割合を指します。「反響数(反応数)÷配布数×100%=反響率」という計算式によって求められます。

反響率は業種によって異なるものの、平均すると0.01~1%程度です。新規注文や申込をメインとする飲食業や学習塾などは0.5~1%、不動産業などの高額な価格帯のものは0.01%ほどとなっています。

関連記事▶読まれずに捨てられる…ポスティングの改善点と効果的な集客につなげる方法

ポスティングの実践方法

ポスティングを行う流れとしては、下記になります。

  1. 初回お打ち合わせ…配布の目的、ターゲットをお伝えしたうえで、配布エリア・配布枚数などを提案してもらい、見積書をもらう
  2. 納品…配布予定日の3~4日ほど前に納品
  3. 配布…配布が完了したら業者から報告書を提出してもらい、結果を検証する

業者との打ち合わせから、チラシの配布完了までトータルで1週間~10日程度はかかるので、余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。

また、上記ではデザイン制作や印刷のスケジュールは含まれていないので、配布する1ヵ月前には準備に取り掛かる必要があります。

配布方法

ポスティングには、「全戸配布(ローラー配布)」と「選別配布」の2種類の配布方法があります。

全戸配布とは、配布エリアを指定し、その範囲内のマンションや一戸建て、事業所などに配布をする方法です。商圏内にターゲット層が多いときに有効な手段です。ただし、ポスティング禁止のマンション等は避けて配布をするため、だいたい世帯数の7~8割に配布をすることになることが多いようです。多くの人に情報を届けることができる一方で、興味のない生活者にもポスティングをすることになるため、場合によってはクレームの対象にもなるので注意が必要です。

一方、選別配布は特定の建物に限定した配布方法であり、エリア内にあるマンションや一戸建てなど、配布したい建物を選べます。特定の年代や家族構成の顧客層に情報発信を行いたいときに有効です。

また、「単独配布」と「併合配布」の違いについても押さえておきましょう。単独配布は自店のチラシだけを配布してくれる仕組みで、併合配布は他店のチラシと同時に配布される仕組みです。
併合配布のほうが料金は安くなりますが、他のチラシと一緒に配布されるので視認性が低くなる傾向にあります。自店のチラシだけに注目してもらいたい場合には、単独配布を検討してみましょう。

配布エリア

配布エリアについては、やみくもにチラシを配ってもコストばかりがかさんでしまうので、あらかじめターゲット層がどのエリアに住んでいるのかを見極める必要があります。エリアマーケティングの一つの手法である商圏分析を行うことで、どの顧客層がどのエリアにいるのかをリサーチしておきましょう。

関連記事▶【事例有】地域NO1の愛され店を作るエリアマーケティングの考え方

配布する時間帯・曜日

ポスティングは各家庭のポストに直接投函するため、できるだけ手に取ってもらえる時間帯や曜日を把握しておく必要があります。たとえば、主婦層や高齢者層であれば平日の午前中や昼、会社員をターゲットとするなら土日が適しています。

関連記事▶ポスティングの最適な時間帯は? 効果UPなポスティングの方法

デザインの注意点

せっかくポスティングを行っても、読まれずにそのままチラシが捨てられてしまう場合もあります。配布エリアやターゲットに問題がなければ、デザインを見直してみることも必要です。

読まれるデザインは、ターゲット層が求める情報が視覚的にすぐわかるものがベストです。ウリとなる商品やサービスを大きく引き立たせたり、ライバル店との違いを強調したりしてみましょう。

ポスティング用のチラシはサイズが限定されるので、掲載できる情報にも限りがあります。反響率を高めるためのデザインについて悩んだときには、以下の記事も参考にしてみてください。

関連記事▶反響率アップなポスティングチラシのデザインのコツ!

ポスティングが違法になる場合があるってほんと?

ポスティングでは、多くの世帯が入居するマンションに配布することも多いです。ただ、マンションの中には「チラシ投函禁止」の掲示があるので注意しましょう。

ポスティングそのものは商業活動の一環なので違法ではありませんが、禁止と掲げられているにもかかわらず配布を行ってしまうと、クレームの対象になってしまいます。また、自店の認知度や集客効果を高めるためにポスティングを行うはずが、かえって信用度を低下させてしまう恐れもあるので気をつけましょう。

マンションにポスティングをしたい場合は、下記の記事を参考にしてみてください。

関連記事▶ポスティングでマンションに情報を届ける3つの方法。見分け方もご紹介!

ポスティングに向いているかの判断基準

ポスティングは実施に適した業種があります。比較されることの多い、エリアを絞ることのできる広告媒体との違いも踏まえた上で、ポスティングを行うべきかを判断してみましょう。

ポスティングに適した業種

ポスティングがおすすめの業種としては、スーパーマーケットなどの小売業・飲食店・不動産業・学習塾・宅配サービス・人材派遣業・美容や健康関連などがあげられます。エリアの絞り込みができるのが最大の特徴なので、”地域密着型”のビジネスを展開する業種が向いています

特にライバル店が多いエリアでは、販促活動に力を入れてアピールしていくことが重要です。認知度を高めて集客につなげるためにも、潜在顧客に対して継続的なアプローチを行っていきましょう。

新聞折込チラシとの比較

チラシの配布はポスティングの他にも、新聞折込チラシがあります。新聞の購読者向けにチラシを届けてくれるサービスであり、ポスティングと比べて信用度が高いといった点が特徴です。

ただ、新聞の購読者数は年々減っているので、狙いたいターゲットの購読率を事前に確認するのがおすすめです。

関連記事▶折込チラシの効果とは?費用対効果を高める3つの具体的なポイント

電子チラシとの比較

新聞折込チラシの配布部数の減少に伴い、電子チラシへの出稿も増えています。

ポスティングと比較した電子チラシの特徴としては、下記が挙げられます。

  1. 配布エリアを広げても人件費がかからない※1
  2. チラシの印刷を行わない分、スピーディーな対応が可能
  3. チラシの情報を自ら探しにくる能動的なユーザーがメインのため、情報の受容度が高い
  4. どこに住むどのような人にチラシを見てもらえたのかのデータの収集ができるため、PDCAをまわしやすい※2

ポスティングは何度も手にすることで視認性が高く、効果的な手法ですが、電子チラシとの併用を行うことで、ポスティングのデメリットを補うことができます。

※1 配信費はかかる可能性があります。サービスによって課金の仕方が変わりますので、各サービス毎にお問い合わせください。Shufoo!ではEUU課金(コンテンツをタップして拡大表示した数だけ課金される)の方法を取っていますので、配信回数による費用はかかりません。詳しくはお問い合わせください。

※2 Shufoo!では、GISツールを用いてユーザーのチラシ閲覧地域や、属性(年代や男女比など)を見ることができます。

Shufoo!を活用して集客力UP

Shufoo!(シュフー)は電子チラシの一つであり、20~40代の子育て世帯をメインユーザーとしています。月間ユニークユーザーは全国で1,600万人、ページビューは月間で4.5億PVです※3

電子チラシで反響があったものをポスティングチラシとして採用すれば、印刷コストをカットしてクリエイティブテストを行うことができます。ポスティングと電子チラシを併用して出稿を検討している方におすすめです。

※3 ASPを含めた数値です。2019年12月時点

まとめ

ポスティングを効果的に行うには、基本的な特徴を把握した上でデメリットをどう補っていくかを考える必要があります。ポスティングのみでターゲット層のすべてをカバーするのは難しくもあるため、他の広告手段と組み合わせて潜在顧客にアプローチをしてみましょう。特に電子チラシと併用すれば、オンラインでの情報配信にも役立てられます。ポスティングによる効果をさらに高めたい場合には、是非Shufoo!の利用も検討してみてください。

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