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販促・集客
【店舗集客のアイデア10選】来店につながるコツや手法の選び方まで
店舗の集客力を高めていくには、商圏分析を行ったうえでターゲットに合った戦略を立てていく必要があります。また、具体的な集客方法として選ぶ媒体も、データの検証が行えたり、エリアを絞った配信ができたりするメディアを選ぶことが大切です。この記事では、店舗集客の施策を考える前にやるべきことや、店舗集客施策の選び方、店舗集客のアイデアをご紹介します。
店舗集客案を検討する前にやるべき3つのステップ
店舗集客のための具体案を考える前に取り組むべき3つのステップがあります。ステップごとにポイントを解説します。
ステップ1:商圏分析を元に商圏範囲を定めよう
商圏とは、”来店が見込める顧客の生活範囲”のことを指します。取り扱う商品やサービスによって商圏範囲も異なってくるため、商圏分析を行って自店が狙うべきエリアを把握することが大切です。
消費財などの日常的に購入する、比較的リーズナブルな商品は商圏が狭いのに対して、それほど頻繁に購入をしない高価帯の商品については商圏が広くなります。例えば、スーパーマーケットなら商圏は3~5km程度、ホームセンターであれば10~20km程度が目安です。
<商圏例>
店舗の集客においては、商圏外のお客様にアプローチをしても、思うように来店につながりません。そのため、商圏内のお客様に対してアプローチを仕掛けられるように、まずは自社の商圏を明確にすることが重要です。
商圏分析の方法や事例について知りたい方は、下記記事を参照ください。
ステップ2:自店のターゲットを明確にしよう
自社の商圏を大まかに決めたら、次は商圏内に住んでいる生活者の特徴を明らかにしていきます。例えば、ファミリー層が多いエリアであるのならば、それに適した媒体を選ぶ必要があります。
また、商圏内に多く見られる属性だけではなく、購買決定者が誰なのかをきちんと把握することが重要です。ファミリー層にアプローチをしたいと考えていても、ご主人に知ってもらいたいケースと奥様に知ってもらいたいケースとでは、適した媒体や発信すべき情報も異なるからです。
自店のターゲットを明らかにすることで、無駄のないアプローチを生み、集客力を高めることにつなげられます。
ステップ3:お客様の来店までのストーリーを考えよう
自店が狙いを定めるターゲットを決めたら、実際に来店をするまでの流れを具体的にイメージしてみましょう。例えば、スーパーマーケットの場合でターゲットを子どものいる働く主婦に設定したとして考えてみます。
AM 6:00 起床。朝食の準備と自分の身支度を終わらせてから子どもを起こす
AM 7:00 朝食を食べ、子供の身支度の手伝い
AM 8:00 送迎
AM 9:00 出社
PM12:00 昼食。夕食のメニューを考える
PM 4:00 退勤
PM 5:00 子供を迎えに行き、帰りにスーパーに寄る
ターゲットのストーリーを考えて見ると、夕食のメニューを考えるお昼どきや、スーパーに行く直前の帰宅の時間にアプローチすると、購買に繋がりやすいかもしれないという仮説が立てられました。このように、具体的なターゲットの行動をストーリーとして考え、アプローチすべきタイミングや場所を想定することが大切です。
店舗集客の手法を選ぶコツ
自店の集客につなげるためのベストな方法はターゲットによっても異なりますが、共通して押さえるべきポイントがあります。店舗集客の手法における3つのコツを解説します。
エリアを絞った配信が行える
集客を効率的に行う媒体として選ぶべきポイントは、エリアを絞った配信ができる点です。冒頭で説明した通り、店舗には必ず商圏があるので、商圏に合わせた配信が可能なのかをチェックしましょう。エリアの指定ができないマス向け媒体などは、ブランディングや認知には効果がありますが、”来店”を目的にした場合は非効率になりかねません。
データの検証ができる媒体を選ぶ
集客に関する取り組みを始めても、すぐに効果が現れるとは限りません。継続して取り組んでいく必要があり、そのためには後から改善しやすいようにデータの検証もしくは検証可能な仕組みが作れる媒体を選ぶのがポイントです。
効果が数値で図ることができないと、費用対効果がわからずに、施策の効果を判断することができません。
行動喚起につながりやすい媒体を選ぶ
店舗集客の場合は、単にユーザーから認知してもらうだけでは不十分です。ユーザーが発信された情報に関心を持ったとしても、次の行動(購入や申込み等)につながらなければ、費用ばかりがかさんでしまいます。
行動に繋がりやすいかどうかは狙っているターゲットや扱う商材によっても異なりますが、媒体ごとに保有しているユーザーデータや反響率、実施事例やアンケート結果によって、自社の商品との相性を判断しましょう。
店舗集客のアイデア10選
自店に来店してくれるお客様を集める手法は、オフライン・オンラインでさまざまな種類があります。ここでは10種類の集客方法について取り上げ、それぞれの特徴や狙えるターゲット層、注意点などを紹介します。
1.Google ビジネス プロフィール(旧:Googleマイビジネス)
Google ビジネス プロフィールは、無料で店舗情報などを掲載できるGoogle(グーグル)が提供しているサービスです。
ユーザーはお店を検索するときに、”地域名+キーワード”で調べることが多いので、自動的に近隣の店舗を表示してくれるGoogle ビジネス プロフィールは集客ツールとして効果的です。特に、お店の名前でなかなか検索されない課題を抱えている店舗に向いています。Google ビジネス プロフィールは最寄りのお店(ランチが美味しい近くのお店、すぐに通える歯科医院など)を探している人をターゲットとして狙えるので、大通りに面しておらず、通りすがりの顧客を獲得できない店舗で効果を期待できます。
また、Google ビジネス プロフィールにはお店の情報を発信できる”投稿機能”が備わっています。商品の最新情報を告知する機能やクーポンなどの特典を投稿する機能などがあり、ユーザーの関心を惹きつける投稿を行えば、集客に結びつけることができます。
とにかくお金をかけずに集客したい!という場合には、Google ビジネス プロフィールから始めてみるといいでしょう。
2.SNS
SNSはFacebookやTwitter、Instagram、LINEなどさまざまなツールがあり、日常的にスマホをよく利用する若年層をターゲットにできます。SNS映えしやすい商材(アパレル・雑貨・飲食など)であれば、口コミが広まっていくことも期待でき、手軽に始められるのがメリットです。
一方で、フォロワーなどを集めるための施策が必要であり、継続的に情報を更新していくためには、お金や労力がかかる点を押さえておきましょう。新規顧客よりもリピーターの獲得を目的としている場合に向いており、中長期的な取り組みとして運用することが大事です。
SNSのアカウントを運用するだけではなく、SNSに掲出する広告を活用すれば、通常の投稿にまぎれる形で広告を出稿することができます。エリアを絞った広告の配信が可能であるため、特定の地域に住むユーザーに対してアプローチが行えます。
Facebook広告などでは、投稿した内容をそのまま広告として出稿できるので、運用も手軽に行えます。エリアを限定してタイムセールの情報などを発信し、集客につなげてみましょう。
3.ホームページ・ブログ
自店のホームページやブログを開設すれば、店舗情報や商品紹介など、伝えたい情報を自由に発信することが可能です。特定のキーワードで検索結果の上位に表示されれば、安定的な集客手段となります。
上位表示されるにはSEO対策が必要です。SEO対策として有効な施策は、サイト内の重要キーワードとして店舗名だけでなく”エリア名”や”商品名”などを入れることがあげられます。理由としては2点あり、1つはGoogleは検索したユーザーの位置情報などを元にGoogleの検索結果に反映させる仕様になっているため。もう1つは「地域名×店舗カテゴリー」で検索した際に上位表示を狙うためです。
例えば、カー用品の買取を扱う店舗であれば、単に「中古カーショップ〇〇(店名)」とするよりも、「池袋駅東口・中古カー用品の買取ショップ〇〇」とするほうが良いです。そうすると、池袋周辺で「中古車ショップ」と検索した人にも、「池袋 中古車ショップ」と検索した人の検索結果でも上位に表示される可能性が高まるからです。
ただ、ホームページなどの運用では一定数のコンテンツを作成する必要があり、SEO対策にも取り組まなければなりません。継続的な情報発信を行うことで徐々にファンを増やしていく方法であるため、自店で取り扱っている商材の特性などをふまえたうえで、ホームページやブログを活用してみましょう。
4.検索・予約サイト
飲食店や美容院などの業種にとって、ユーザー自身がお店のレビューを書く検索・予約サイトは一定の影響力があります。飲食店であれば食べログやぐるなび、美容系であればHOT PEPPER Beauty(ホットペッパービューティー)やNaily(ネイリ―)、minimo(ミニモ)などが挙げられます。他店と比較してお店の雰囲気やサービスの質、割引情報などを探している人をターゲットにできるため、他のお店との差別化を行えている場合は有効な集客方法です。
このようなサイトでは、クーポンを配布することで新規顧客の獲得に結びつけやすい特徴があります。ただ、割引をメインとした方法では持続的に集客するのが難しく(割引をしないと来店してくれない)、リピーターの獲得につながりにくい面があるので注意しておきましょう。
ポイントカードを作ったり、来店したタイミングで次の予約を取ったりするなどして、リピーター化していく施策を行うことが大切です。
5.スマホアプリ
スマホの店舗アプリを作成すれば、リピーターの獲得にうまく結びつけることが可能です。美容院やファーストフード、コンビニやアパレルなど様々な業種が取り組んでいます。
スマホアプリのメリットとしては、スタンプカードをオンライン化したり、プッシュ通知で新着情報をお伝えすることができる点にあります。また、ダウンロードしてくれたユーザーは店舗への関心が高く、エンゲージメントが高い状態にあるといえます。
ただ、開発費用だけではなく、維持費用もかかるため、継続して投下する予算を確保する必要があります。
もう少し気軽に行いたい場合は、ビジネス向けのLINE公式アカウントの運用がおすすめです。1対1のやりとりだけでなく、複数のユーザーに向けてメッセージの発信が行えます。
スマートフォンの普及率は国内で9割を超えているため、若年層だけでなく、幅広い年齢層にリーチを広げることができます。
6.看板
スタンド看板や電子看板などは、わずかなスペースでも設置可能で、通行人を誘導できる特徴があります。店舗がビジネス街にあるなど、人通りの多い立地であればある程度の集客を期待できます。
看板を見て興味を持った人は、すぐに来店する可能性が高いので、予約をせずに来店できるタイプのお店に向いている集客方法です。また、デジタルサイネージであれば通行人の属性や時間帯に合わせて表示画面を変えられます。
7.イベント
店舗独自のイベントを行うことで、集客効果を高めるだけでなく、店舗の認知度をアップさせることにもつなげられます。企画次第でさまざまな年齢層にアプローチできますが、イベント自体がマンネリ化してしまう面もあり、継続的に取り組むには工夫が必要です。
新商品を発売するタイミングでイベントを打ったり、”創業〇〇周年祭”と銘打って一定期間割引セールを行ったりするなど、来店するきっかけにつながりやすいイベントを企画してみましょう。また、他店とコラボしてスタンプラリーを開催したり、「〇〇フェス」などの企画を立てて来店者を増やしたりすることも可能です。
イベントを打つことで、店舗スタッフと来店者の交流の場となり、ファンの獲得を期待できます。魅力的なイベントであれば、来店者が写真や動画をSNSに投稿してくれる可能性もあるので、リーチを広げることにもつながるはずです。
8.DM
DM(ダイレクトメール)は、チラシや商品サンプルなどを自由に配布できるのが特徴です。顧客リストを活用すれば、すでに接点のある顧客に対して再度アプローチすることができ、再来店のきっかけを生み出せます。
新商品の発売やセールを行うタイミングに合わせてDMを配布することで、過去の顧客の関心や興味を掘り起こしてみましょう。DMを受け取った人限定で割引クーポンを配布するなど、お得な情報であることをアピールするのが大切です。
DMは繰り返し利用する商品を取り扱っていたり、高単価の商品を販売していたりする店舗に向いている集客方法です。リピーターの獲得が課題となっている場合は、DMの活用を検討してみましょう。
9.Web広告
Web広告はGoogleなどの検索エンジンに広告を出稿する方法であり、予算に応じて自由に取り組めるのが特徴です。すでにホームページやブログなどを開設しているものの、流入数に課題があり、即効性のある集客方法を試してみたいという場合におすすめです。
普段からWebを通じて情報収集を行っている人をターゲットとするため、検索ワードが明確ならばWeb広告は適した手法です。悩みを解決したかったり、役立つ情報がほしかったりする人がインターネットで情報を集めている可能性が高いので、能動的に情報を受け取ってくれます。
Web広告では、年齢・性別・地域・興味などを細かく設定して配信できますし、広告予算の上限も決められるので無駄がありません。ターゲット層のニーズに沿ったピンポイントなWeb広告を配信することで、来店につなげてみましょう。
10.チラシ
チラシには、新聞折込チラシやポスティング、電子チラシなど様々な種類があります。折込先や配布方法をよく検討したうえで、適した方法を選ぶことが大切です。
新聞折込チラシ
新聞折込チラシは新聞の購読者に向けて配布でき、媒体としての信用度が高いのが特徴です。ターゲットとしては主婦層やシニア層との相性が良く、読者の年齢が上がるほど影響力が強くなる媒体です。
店舗のセールを行う前日や当日の朝刊にチラシを配布すれば、「毎週〇曜日にあの店はセールをやっている」などと読者に覚えてもらいやすく、集客効果を高められます。ただ、新聞を購読していない世帯には読まれず、購読者数が減っている点に注意が必要です。
ポスティング
ポスティングは配布したいときにいつでも配ることができ、配布エリアや建物を指定できるのが特徴です。例えばファミリー層が多く住むマンションだけを指定して、チラシを投函することができます。
ただし、やみくもにチラシを配布しても集客効果が低くなるので、ターゲット層がどのエリアに住んでいるのかを事前にリサーチしておくことが大切です。また、ポスティングができないマンションが増えている点にも注意が必要なので、配布計画に問題がないかをチェックしておきましょう。
電子チラシ
電子チラシはWebを通じて情報発信を行うことができ、新聞未購読の世帯に向けてアプローチができるのが特徴です。以下は電子チラシサービスShufoo!(シュフー)の新聞購読率です。
紙のチラシと併用すればうまくリーチを広げられるので、これまで接点がなかったユーザーにも情報を届けられます。
電子チラシサービスを活用するユーザーは、自ら買い物情報を集めている方のため、能動的に情報を受け取ってくれます。また、買い物計画を立てるタイミングや買い物直前に見るので、効果が期待しやすいです。
「どのチラシがよく見られたか?」といったデータの収集や分析も、電子チラシでは手軽に行えます。ユーザーの反応を見ながら、チラシの内容を素早く変更できるので、効率的に集客を行う方法としておすすめです。
業種ごとに使い分けよう!店舗集客の具体例
店舗集客においてどのような媒体が効果をあげられるかは、業種によって異なります。ここでは、「新規顧客の獲得」「リピーターを増やす」の2つの観点から、具体的な集客方法を業種ごとに解説します。
飲食店
飲食店であれば、まずはGoogle ビジネス プロフィールの活用がおすすめです。Google ビジネス プロフィールでは、最寄りのお店を探している人をターゲットにできるため、店舗が大通りに面していないお店にとって、有効な集客方法となります。店舗の営業時間や場所などの情報を正しく掲載して、来店につなげてみましょう。
また、飲食店は口コミの評価も重要な意味を持ちます。ポータルサイトへの掲載や、SNSのアカウント運用を検討しましょう。
SNSのアカウントを持っていれば、実際に来店したお客様が提供された料理の写真を撮影して、タグ付けして投稿してくれることも期待できます。店舗側が一方的に発信する情報だけでなく、ユーザー自身のリアルな声をうまく取り込んでいくことで、情報への信頼性が高まるはずです。
一度来店してくれたお客様に向けては、DMを通じて新作料理の紹介や限定クーポンの配布で、再び来店するきっかけを作りましょう。定期的に情報発信を行うことで、お客様が自店を忘れないような仕組みを整えてみてください。
小売店
スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニなどの小売店では、お客様に繰り返し来店していただくことが重要です。リピーターを増やすためには、定期的に情報を目にしてくれる媒体が向いるので、チラシを積極的に活用してみましょう。
「あのお店は毎週火曜日がセール!」といったようにユーザーに認知してもらえれば、安定的な集客につながります。また、新聞折込チラシだけでなく、電子チラシも活用すれば新聞の非購読者にもリーチを広げられるので検討してみてください。
電子チラシのいい点は、紙のチラシのデータを活用できるため、導入に手間がかからないことです。折込チラシ同様に商圏を絞った配信も可能のため、無駄のない広告運用ができます。
アパレルや雑貨などを取り扱う店舗であれば、飲食店と同様にSNSを活用すると効果的です。季節のトレンドを取り入れたアイテムや可愛い雑貨など、商品の魅力そのものを発信していくことで、集客効果を高められるはずです。
さらにリピーターとして定着させるためには、LINEを活用して友だち登録をしてもらい、継続してお得な情報を発信していくと効果的です。利用頻度の高い商品を取り扱っているお店ほど、お得なお買い物情報は来店のきっかけになりやすいです。
美容院
美容院やエステサロンなどは、同業者が多い業界でもあるため、他店との差別化を考えて集客方法を選ぶ必要があります。美容系のお店に対してユーザーが気にしているのは、お店の雰囲気やスタイリングの仕上がりなどであるため、写真や動画を活用しSNSを通じて情報発信を行いましょう。
また、プロとしての技術力の高さをアピールするために、ブログを活用してみるのも一つの方法です。「自宅で簡単にできるスタイリング」「プロが教えるメイクテクニック8選」など、継続して情報発信を続けることでユーザーの興味・関心を持続させ、リピーターの獲得につなげられます。
そして、美容院はホームページ経由で来店するお客様も多いので、SEO対策にしっかりと取り組むことも重要です。例えば、「新宿 美容院」「美容院 個室」など特定の検索キーワードで上位表示される仕組みを整えれば、継続的に来店してもらえる可能性が高まります。
ユーザーがSNSやホームページで情報を調べてくれるきっかけとして、チラシを作成してみるのも有効な手段です。特に美容院の場合、「自宅から近い」「通勤・通学圏内にあって通いやすい」という点は大きな来店動機となります。
ポスティングやDMなどの紙のチラシや、電子チラシがおすすめです。電子チラシであれば、閲覧データを見ながら配信内容を変えたり、クーポンの配信も可能です。定期的に情報を提供することで、リピーターの獲得を狙ってみましょう。
レジャー施設
レジャー施設は設備の維持にお金がかかる業種であるため、繰り返し来店してもらえる顧客層を狙うことが大切です。例えば、フィットネスジムであれば運動不足に悩んでいる会社員、ゴルフ場であれば健康意識の高いシニア層を狙うといった具合です。
ターゲット層が抱えている悩みやニーズをきちんと把握した上で、自店のアピールポイントを打ち出してみましょう。「週1回のジム通いで疲れにくいカラダを手に入れよう」「シニア大歓迎!仲間と一緒にゴルフを楽しもう」など、来店動機につながるアプローチを仕掛けていくことが重要です。
レジャー施設は商品を売るのではなく、お客様の体験そのものが売り物であるため、どのような体験ができるのかを発信するためにYouTubeなどの動画メディアを積極的に活用してみましょう。ターゲット層が実際に来店をしたときに、どのような体験ができるのかをアピールすることで、ユーザーの次の行動に結びつけやすくなります。
また、SNSを通じてユーザーとの交流を日頃から行うことも大切です。お得なクーポンを配布するだけでなく、ユーザーが抱える悩みにインストラクターが丁寧に答えるといった形をとることで、徐々に顧客との信頼を高めていきましょう。
口コミでの評判が高まれば、リピーターの獲得につながりやすく、安定的に集客を図ることができます。
手間なく複数媒体を運用する方法
ここまでたくさんの集客方法を見てきましたが、自社に合う方法を見つけるためには、色々と試してみて、改善を繰り返していくしかありません。
また、それぞれのメディアには得意・不得意があります。そのため、一つのメディアを選ぶのではなく、複数のメディアを使うことで、媒体同士による相乗効果を発揮し、効果を高めることに繋がります。(クロスメディア戦略)
ただ、人手が限られている中で多くのメディアを運営するのは大変です。そんな方におすすめなのが、電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」です。
Shufoo!のチラシやクーポンを配信できる”基本プラン”では、Shufoo!への販促情報の投稿と共に、LINEやGoogle ビジネス プロフィールにも連携し、自動で投稿することが可能です。
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また、チラシだけではなく、チラシの閲覧履歴や性別、年代、エリアを限定して会員向けにDMを配信できたり、ユーザーのデータベースを利用してターゲティング広告を配信することもできます。興味のある方は、是非資料をダウンロードしてみてください。
まとめ
店舗集客においては、自店の商圏をきちんと把握したうえで、ターゲット層を絞ることが大切です。そのうえで、単に認知効果を高めるだけでなく、ユーザーの次の行動につながりやすい媒体を選びましょう。ターゲット層や業種によって、媒体の向き不向きはありますが、複数の媒体を運用することでデータを収集し、分析することが重要です。店舗集客の一つの手法としてShufoo!を導入することで、LINE連携やGoogle ビジネス プロフィール連携を活用でき、配信の手間をかけずに集客に専念できます。集客効果を高めつつ、運用の手間も省力化するなら、是非Shufoo!を活用してみてください。